農家インターン研修1日目のレポート
お世話になります、TOYOZANEです。
今回はついに農業を仕事とするための第一歩として、きちんと農家さんで農業の体験をした時のことについて書いていこうと思います!
現在インターン生として農業体験しているのは玉ねぎ農家さんで、玉ねぎは現在収穫時期が終わり、出荷のために色々な作業をしているという状況です。
インターンの時間としては朝の8時から夕方5時くらいまでで、昼休憩1時間くらいという感じです。
インターン先の農家さんは社員2名、パート3名(うち一人はベトナムの方だそうです)の計5名体制の農家さんでした。
インターンの1日〜午前の部〜
作業①〜選果〜
午前の1発目の仕事はまず玉ねぎの品質を見極める「選果」という作業を行いました。
コンテナいっぱいの玉ねぎを一つ一つ手作業で良い品質のものと悪いものに選り分けていきます。
玉ねぎの品質を見極めるポイントとしては、明らかに柔らかいやつはもちろんアウトで、先を絞って汁が出てくるようなものもアウトということです。
僕はもちろん初心者なので一つに言っても3秒くらいはかけて見ていたのですが、働いている皆さんは一瞬で見極めて次々と玉ねぎを捌いていっていて、手際の良さに正直かなり焦りました💦
この作業を大体8時から10時半くらいまで行いました。
作業②〜サイズ分け〜
次は玉ねぎをサイズごとに集荷する箱やコンテナに集めていく作業を行いました。
選果が終わった玉ねぎは一度コンベアのようなものに集められて、流れてきた玉ねぎがサイズごとに転がっていきます。
参考画像
で、コンテナがいっぱいになったらサイズごとに分けて集めるという感じの作業をひたすら行います。
この作業自体は玉ねぎがすぐにコンテナいっぱいに集まるわけではないので少しゆったりできましたが、コンテナは5段積みにしなければいけなかったので(ちなみにコンテナ1個で20kg分くらい玉ねぎ入ります😂)そこがちょっと大変でした。
玉ねぎのサイズは小さい順にSS,S,M,L,LL,3Lの5段階に分かれているのですが、LとLLがめちゃ多くて、すごく上手く栽培されているのかなーという印象を受けました。
あと社員さんのコンテナの扱いがめちゃうまくて、自分より明らかに細い腕でひょいひょいコンテナを積み上げていっていたのがやっぱりすごいなーと感じました笑
インターンの1日〜午後の部〜
作業③〜調製〜
午前の仕事がひと段落したら1時間の休憩をとり、13時から午後の部が開始されました。
午後の作業1発目は「調製」という作業で、収穫後の根と茎がついている状態の玉ねぎの根と茎を切り、出荷できる状態にしていきます。
こんな感じです(伝わるかな…w)
この作業をコンテナ10個分くらいやったような気がします。
社員さんはこの作業は単純すぎて苦手だとおっしゃっていましたが、個人的には逆に無の状態になれるので地味に好きな作業でした笑
玉ねぎは保存が効くそうで、5月から7月くらいに一年分の玉ねぎを収穫してしまい、あとの時期は出荷するための作業を行う時期になるそうです。
作業④〜播種〜
玉ねぎの調整が終わるとその後場所を移動して、タネの播種を行いました。
タネ一万粒の袋を7セットくらい巻くのですが、セルトレイと呼ばれるやつの一つの穴にタネ一個が入るよう播いていきます。
セルトレイはこんなんです↓
これを一つ一つ手作業で行うのは骨が折れるので、そこは全自動播種機と呼ばれる機械を使って行います。
これが全自動播種機(50万円くらいするらしい❗️)↓
ただ、全自動とはいっても土を入れるのは手作業だし、土が足りなくなったら入れないといけないし、タネを入れることができたセルトレイを別の場所に積んでいかないといけないしで、これも結構人の手がかかることを身をもって知りました。
僕がいった時は3人で作業したので結構余裕を持って作業できましたが、これを一人でやると考えたら結構きついのかなー…とか思いました^^;
感想
農作業のイメージといえば、畑にトラクターに乗ってタネを播いたり収穫したりという作業の大変さばかりを想定していましたが、それ以外の出荷までにかかる手間を体験できていることはすごく良い体験になっていると感じています。
また、農業の自動化が世間一般では推進されているようにイメージづけられていますが、やはりまだまだ人の手が必要だと感じました。
あと社長から聞いた話として、これもよく言われていることですが、仲間をいっぱい作ることが大切だとおっしゃっていました。
何かあった時に頼ることができる仲間は本当に必要で、そのためには地域に溶け込んでいく必要があるとのことです。
学ぶことは多い…
ということで農業インターン研修1日目のレポートは以上となります。
10月末までは毎週水曜日にインターンに行くので、その度にレポートを更新していこうと思います!
次回の研修の際には、友人が農地を借りることができるということなので、
”一人(あるいは二人)で始める時にはどのくらいの広さの土地があればいけるのか?”
”販路はどのように獲得していったのか?”
”一年目の経験談”
の3つを中心に社長にお話を聞いてこようと思います。
よかったらまたよろしくお願いいたします!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?