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べジエアポート

「わたしたちのまちはとても清潔に維持されてていました。
三毛作も可能なほど肥沃な大地で暮らしていました。そこは湖の中の島の上に建設された美しい都市です。」絵本を見て 絶対ここへ行きたいとユメコは思いました。「昔ここに空港あったわよね?」とユメコはききました。
メキシコ行きのお客様は、出発ゲート7番におこし下さい。7月生まれのやさいたちはそわそわし始めました。ここはやさいの産地で有名なアステカ空港です。ここから出発するやさいは、トウモロコシ レンズ豆、チアシード、アスパラガス カボチャ、ズッキーニ、ピーマン、トマトたち。
アステカの首都テノチィトランは、街路や水路、運河が碁盤の目状に整備され、4つの区域に分けられた とても清潔なまちでした。
やさいを乗せた飛行機は、わたしたちを未来へと運んでくれます。
「あんまりつめこまないで!」とやさいたちが叫びました。
テノチィトランは湖に浮かぶ空港からやさいたちは育ち旅立ちました。
わたしたちの身体は、エネルギーを発散しまちを構築し、富を築き未来を創造し前進して行きます。「当機はべジエアポートに着陸体制に入りました。」というアナウンス。
みんなワクワクしてきます。どんな種が未来に着陸していくのでしょうか?

ティココ湖に浮かぶ島に建設された都市では、最盛期には、20~30万の人口を支える農法、チチンパは、人びとの食べ残し、農業の葉や茎など、食べられない残余物も、肥料として使われて、人びとの毎日大量に発生する、排泄物も、回収し肥料として、市場で販売されていました。浅瀬に盛土して農地を造ってきました。わたしたちも都市の環境維持に寄与する農 食文化をつくっていきたいものです。佐賀空港から飛立つやさいは、旅のお供に竹炭をもってきて、鮮度が長持ちするよう工夫しています。
こうして世界の空港では、元気はつらつとしてやさいたちを乗せ、大空に飛んで行きます。こうしてフレッシュなエアを入れ世界の飛行機は飛んでいます。こうやって わたしたちの食卓にやさしいが並びます。楽しみです。



  

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