暇な脚本家の日記 7月9日

猫というのは狭い空間が好きだ。だから私がトイレに行くと必ずついてくる。三匹が一度に来ることはない。絶対に一回一匹。そして膝に乗ってくる。ゴロゴロ甘えてくる。こっちは用足し中なんですけど。

昨日は最低で最高な一日だった。正午から久々のリモート麻雀。私が入っているシナリオ作家協会の麻雀部の定例会だ。一年間のリーグ戦で作協の最強雀士を決める。コロナ前は新宿メトロで月に1、2度の開催だったが、「天鳳」を使ってリモートでやり始めてからは毎週にようにやれるのがいいよね。

遅くとも15分前までには幹事のY君が天鳳の部屋を確保してLINEしてくれる。と、同時にグループ通話開始。四人集まった時点で対戦開始となるので開始時間の30分前に始まったこともある。なので私もうかうかしてはいられない。30分前には待機。最近ズルズルと午後まで寝ていたのに11時に起きた。飲み物もおやつも前夜買い出しに行ってきた。普段は使わないマウスをPCにセットして、クッションを並べて、猫にもたっぷり食事をあげて。それなのに昨日は集まりが悪かった。みんな仕事が入ってきてるのね(チっ)。15時から作家協会のリモート総務会出席で1時間は中抜けしなくちゃいけないからとっとと始めたいのに。……こういう時は負けるんですよね。なんと4連敗。もう今年の優勝は絶望的になってきた。それでも燃えるのはなぜか。お金をかけてる訳でもないのに。あー楽しい。本当、麻雀は楽しいなあ。あっという間に15時になっちゃって後ろ髪を引かれる思いでリモート会議に参加。

のはずが認証されないんですよ。忘れられてるのかなと事務局に電話したら認証を求める通知が来てないとのこと。何度繋ぎ直しても繋がらない。もしやこれは麻雀の神様が……。

「他の方を待たせるのは申し訳ないので、今回は皆さんに信任ということで」……本当サボるつもりはなかったんですよ。

とっとと麻雀に戻ったら、「どんだけ嫌われるんですか?」って。意図的にハブられたのか、わたし? まあいいか。それにしても今日はつかないなあ。負け続ける。

麻雀に於いて「ツキ」や「流れ」を信じる人たちがいる。雀聖・阿佐田哲也が「ツキには総量があり、すなわちツキを無駄にしないことが麻雀に勝つ秘訣である」的なことを書いていたりして、長年、支持されていた。というか、信仰に近い。そこに「そんなもんあるかい。オカルトだ」と反旗を翻したのがオカルト・バスターズのデジタル派。わたしも圧倒的にデジタル派。昨日も散々「ツキがない、ツキがない」とぼやき続けていたけど、それでも「ツキや流れなんてない。あるのはランダムに積み重なった牌だけだ(コバゴー大好き)」と思っていたのだが……

出ました! 大三元! 実は生まれて初めての役満。「ここまでのツキが束になって返ってきましたよ。やっぱりツキには総量があるんですねえ」とかオカルトになっていたら、もっとオカルトな人がいて「天鳳には牌を操作する小人がいるらしいよね」と言い出しやがった。

「AFURI 極辛ゆず塩麺」っていうカップ麺、食べことあります? 「富山ブラック風牛まぜソバ」がいかがでしょう? 食べたことない人は食べた方がいいです。私の昼食と夕食です。

深夜0時半過ぎ。麻雀大会終了。録画していた「ニュース23」と「報道ステーション」を観ながらスマホゲームを2時間してから就寝。サイテー。

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