黒沢久子

脚本家。「東京女子図鑑」AmazonPrime 「夫のチンポが入らない」Netflix…

黒沢久子

脚本家。「東京女子図鑑」AmazonPrime 「夫のチンポが入らない」Netflix  「地獄のガールフレンド」「民衆の敵」FODなど、配信中。他に、映画「キャタピラー」「お父さんと伊藤さん」「花芯」他。

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脚本家の日記 22・02・07

オンラインで人狼をしていて、ジャンプの金メダルを見逃した。開会式も気づいたら終わってたし、オリンピックマニアを自称していたのに、全く燃えていない。マニア仲間だった金丸さんがいなくなってしまったからなのか。 コロナに閉じ込められてから、大切な人たちが立て続けに亡くなって、でもその死に実感がなくて、実感のないということが不可解で納得しがたいことだったけれど、だんだんわかってきた。人の死はどんなに衝撃的な出来事であったとしても、その哀しみも衝撃的に訪れるのではなく、じわじわと滲み

    • 脚本家の日記 7月14日

      「暇」が常態化して、冗談にならない自虐になってきたので外すことにした。 昨日は久しぶりの打ち合わせ。といっても脚本の仕事じゃないけど。去年に続いて香川県三豊市で開催することになった中学生たちの映画ワークショップ。子供たちを対象にした映画制作のプロジェクトって、調べてみると結構な数あるみたいだけど、このプロジェクトが少し違うのは、監督だけではなく、撮影、編集、助監督、制作、演者、脚本などの各パートもそれぞれのプロが行って指導をするというところ。「映画は総合芸術って言われたりす

      • 暇な脚本家の日記 7月12日

        だらだらと寝ていたら、猫が起こしにきた、午後2時。さすがに自己嫌悪。起きたところで本日もやることがない。 久しぶりにTVerを開く。                   『MIU404 3話』。「なかなか面白いですよ。野木亜紀子、なかなかやりますね」と、とある人からLINEが来たのだが、どう考えても「なかなか」は要らないだろ。野木亜紀子は「なかなか」どころではなく「とってもやる人」だ。なのに呼び捨てか?と咎められそうだが、いやいや、敬称をつける方が間違っている。個人的に知ら

        • 暇な脚本家の日記 7月10日

          午後1時起床。韓国映画を立て続けに3本観る。 ずっと韓国の映画やドラマを避けていた。韓国映画だけではなく、基本、熱心なファンがいるジャンルを遠ざける傾向があって、アニメやSF映画も観ない。つまりジブリもスターウォーズも一本も観たことがない。大勢観てるんだから別に私は観なくてもいいよねという面倒臭そうな人を装っているが、実際は乗り遅れただけの話。乗り遅れているうちに分厚いジャンルになっていっていて、アルプスの北壁に挑む!くらいの覚悟が求められている心境に陥っていたからだ。

        脚本家の日記 22・02・07

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        • 日記 7月5日 2020
          1本

        記事

          暇な脚本家の日記 7月9日

          猫というのは狭い空間が好きだ。だから私がトイレに行くと必ずついてくる。三匹が一度に来ることはない。絶対に一回一匹。そして膝に乗ってくる。ゴロゴロ甘えてくる。こっちは用足し中なんですけど。 昨日は最低で最高な一日だった。正午から久々のリモート麻雀。私が入っているシナリオ作家協会の麻雀部の定例会だ。一年間のリーグ戦で作協の最強雀士を決める。コロナ前は新宿メトロで月に1、2度の開催だったが、「天鳳」を使ってリモートでやり始めてからは毎週にようにやれるのがいいよね。 遅くとも15

          暇な脚本家の日記 7月9日

          暇な脚本家の日記 7月7日

          夢を見た。いつもは苦手だなあと思っている人たちと穏やかに楽しく呑んでいる夢だった。夢の中でこんなに楽しいのはおかしいと不審に思った私は気がついた。この人たちルッキズムを捨てたな、と。人前で歳を訊いたりすることもハラスメントになるって気がついてくれてるし、当然、セクハラもない。すごい楽しいなあ。 多分寝る前に「アメリカの履歴書に年齢欄がない納得の理由」っていう東洋経済のネット記事を読んだ影響なんだと思う。私は常々「何にでも年齢を表記するのやめなよ」って言ってるんだけど、あまり

          暇な脚本家の日記 7月7日

          暇な脚本家の日記 7月6日

          起きたら13時だった。びっくりした。仕事の留守電が一本入っていたけど「掛け直します」とあったので掛け直さない。たちまちお腹を空かせた猫たちに取り囲まれる。ご飯をあげて珈琲を淹れて考える。今日もやることがない中で、どう1日を充実させるか。あ、Abemaで藤井聡太の順位戦をやっている。 暇潰しは得意だ。だから「充実した一日」とか正体不明な目標を掲げないと、丸一日ソファに座ったまま終わってしまう。 ということで、本日は健康的な副菜作りの日にするべく買い物行こうとして、雨に阻まれ

          暇な脚本家の日記 7月6日

          暇な脚本家の日記 7月5日

          まだ送った原稿の返しが来ない。なので、今日も暇だ。 昨日も暇だった。暇だと人生を浪費しているような罪悪感に襲われるので、何かしようと本を読み始めた。 ドニー・アイガー著「死に山 世界一不気味な遭難事故<ディアトロフ峠>の真相」を読み終えて、エヴァン・クリフト著「魔王 奸智と暴力のサーバー犯罪帝国を築いた男」。相変わらず、ノンフィクション好きだな。てか、扇情的なサブタイに惹かれ過ぎだろ。 東京はコロナ感染者連続三桁更新中。それを理由に、そして雨も理由に、1日中、家に籠って

          暇な脚本家の日記 7月5日