【投資は、“金利を味方につける”のがポイント】
そもそも金融とは、
お金を融通することです。
人がお金を借りる際には
金利を払う必要がありますが、
この金利のことを
貸す側は“利息”、借りる側は“利子”
と言ったりします。
投資において、「いくら投じれば、
どれだけのリターンを得られるのか?」
を知ることは、
投資家が出資するかどうかを判断する
重要な指標の1つになっています。
実際のところ、金利も付けずに
お金の貸し借りができるのは、
親戚同士くらいのものでしょう。
人や企業が、大事なお金を赤の他人に貸すのは、
利息という対価を受け取れるからですよね。
ちなみに、もし100万円の元金に対して
5%の金利が付くとしたら、
100万円×5%=5万円が
金利としてもらえる、ということです。
ところで、金利には
単利と複利の2種類があることを
ご存じでしょうか。
以下の質問に答えてみてください。
1)10年の間、毎年5万円ずつ
利益を受け取る。
2)5万円は受け取らずに、10年後に
一括で利益を受け取る。
1が単利方式で、
2が複利方式になります。
単利とは、運用益を元金に
組み入れない方法です。
対する複利とは、
運用益も元金に組み入れて
運用していくことです。
こちらの図をご覧ください。
100万円を年利5%で運用した場合、
単利と複利の差は、10年間で
12万8895円になります。
複利は、出た利益をどんどん元金に
足していくので、長く続けるほど、
お金が雪だるま式に増えていきます。
これを35年間続けた場合、
両者の差は276万6015円にもなるのです。
もし、上記の条件で複利と同じ利益を
出そうと思ったなら、
単利だと年利13%のハイリスク投資を
しなければなりません。
資産を増やすという目的においては、
「複利を利用するほうが効果が高い」
ということが
お分かりいただけたのではないでしょうか。
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