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実は、社会保険は「こんなに使える!」

今回は、社会保険の中の
雇用保険と介護保険について
説明したいと思います。

まず、雇用保険には
失業保険、再就職手当、育児休業給付金
の3つがあります。

失業保険は、失業した人が
新しい職に就くまでの間、
経済的な支援を受けるための制度です。

給付額は人によって異なり、
賃金日額×給付率50~80%=基本手当日額
で算出されます。賃金日額は
「過去半年の賃金総額÷180」ですが、
これにはボーナス以外の各種手当も含まれます。

失業保険が支給される期間も、
加入期間や年齢、失業した理由等によって
90日~180日と、
かなりのバラつきがあります。

なお、自己都合で退職を選択した場合は、
3ヶ月ほど待機期間がありますので、
事前にある程度の生活費を
用意するのを忘れないでください。

早期に再就職先が決定した場合は、
再就職手当がもらえます。
「失業手当の支給日数を一定以上残して
再就職すること」が手当をもらえる条件です。

失業保険の受け取りには、
ハローワークでの手続きが必要です。
実際にいくらもらえるのかは、
申請時に確認すると良いでしょう。

育児休業給付金は、育児を目的に休業し、
給与が一定以上支払われなくなった時に
雇用保険から給付されます。
期間は子供が1歳になるまでですが、
やむを得ない場合は最大2歳まで
延長することができます。

育児休業給付金は、休業をしてから
6ヶ月までは休業開始前の賃金の67%、
7ヶ月目以降は休業前の賃金の50%
が支給されます。
会社を通しての申請となりますので、
取得を考えている人は、
早めに確認することをお勧めします。

介護保険とは、介護が必要になった人に
その費用を給付する制度です。
居住介護支援、居宅サービス、施設サービス
などを利用する際、
原則1割負担で利用が可能となります。

介護保険料は、40歳を超えると
自動で天引きが始まりますので、
特に手続きをする必要はありません。

いかがでしたでしょうか。
ご覧の通り、実はかなりの範囲を
社会保険でカバーできることが
お分かりいただけたのではないかと思います。

せっかく加入している社会保険ですから、
ぜひ、より良く活かすことを
考えていきましょう。

FANGS Group【ファングスグループ】

HP:https://www.fangs-g.com



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