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【はじめて買ったCD】BANG! BANG!バカンス
私がはじめて買ったCD。
SMAPファンになったきっかけの曲。
夏になったら、やっぱりこの曲を思い出す。
あれは小学生のときだった。
TVでこの曲を歌うSMAPを見かけた。
「SMAPって、こんな曲も歌うんだ…!」と私は驚いた。
当時のSMAPは『世界に一つだけの花』で人気の頂点にいたから、すごくビックリしたのだ。
聴いた瞬間、「楽しい曲で、なんかいいなあ」と思った。
気づいたら、CDショップでこのCDを手にし、
おこづかいで買ってしまっていた。
夏らしさと、あのバカらしさが、
小学生の私には魅力的に見えた。
SMAPが「私くらいの、子どもも楽しめる歌も歌ってくれる」ということが嬉しかったのかもしれない。
この曲を歌うSMAPが見たくて、
当時の歌番組もたくさん見た。
メンバーの名前が出てくるところがもちろん!面白かった。
「稲垣って~」のとこでの、吾郎ちゃんの俺!という涼しげな顔、
「木村く~ん」のとこで、慎吾にチューしちゃう木村くん。
(最初はなかったと思うけど、徐々にチューすることになっていったと記憶してる)
つよぽんの「バイクの~」のバイクに乗ってる振り付けも、
中居くんのふざける顔も、見てていつも楽しかった。
父の運転する車で聴いていたら、
「前田さん~」のやりとりの部分を
父が「あたり前田のクラッカーだ」
「昔、そういう番組があったんだよ」と教えてくれた。
父とはコミュニケーションがほぼなかったので、
架け橋になってくれた曲だとも思っている。
突然暗い話になってしまうが、
実は当時、学童でいじめを受けていた。
でも『バンバカ』を聴いて、学童へ行くのをやめた。
この曲を聴いてると、いじめする奴がくだらなく思えて、
自分は楽しく自由に生きたいと思った。
SMAPが私の人生を、楽しい道へと誘ってくれたのだ。
小学生当時の自分は、
この曲を12月になるまでずっと聴いていた。苦笑
何を考えていたんだか…
いかにも小学生だなあ…と今は思うが
それほど、お気に入りの曲になってしまっていた。
そのせいで、画像にもあるように
歌詞カードはボロボロ、CDケースは傷だらけ。
だけど、この曲を聴いてるときの自分は、いつも笑顔だった。
そんな思い出があるので
ライブで『バンバカ』を生で聴くとき、
いつもすごく嬉しかったな。
ちなみに、カップリング曲の『優しい言葉』も大好き。
大サビの前の、Cメロの部分がとくに好き。
淡々と歌う、木村くん、吾郎ちゃん、つよぽん。
からの、
「ありがとう~~」の中居くんの絶唱(少々オンチだが気持ちはこもっている)、
「愛してる~ぅ~」の慎吾の野太い歌声。
ここで、SMAPのアイドル、スターとしての表現力に興味が湧いた。
タカチャさんは、他にもSMAPに楽曲提供しているが、
どの曲もSMAPと親和性が高く、素晴らしかった。
SMAPのファンになったのと同時に、
自分の生き方を楽しい方向にもっていってくれた。
思い出がたくさんつまった一枚だ。
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