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波打ち際にて、すぐに消えるLife

眠れない夜は誰しもあると思う。
だから私は海に行った。

海に行って、真っ暗い波に映る街灯の灯りを見つめてた。
寒い。

波打ち際に行ったら、それなりの長さの木の棒があった。
砂浜、木の棒、、、

何か書かなきゃ。

だから私はこう書いた。

「Life」



いいじゃん。ぽい。



でもすぐに消えた。
何度も押し寄せる波を止めることはできなかった。


儚い命だ。


いつか私もこんなふうにささっと消えていくのかもしれない。
そう思うとちょっと寂しくなった。

いつか消えるのは寂しい。
もしかしたらこれをみてるあなたも同じことを考えたことがあるかも。



寂しい、って思えるのって大切だと思う。
どちらかというとマイナスな感情。
考えない方が楽しい。
実際そんなこと考えない人もいる。それはそれでいい。全然いい。



でも、
日常の隙間に、どうしても寂しさを感じ取っちゃう人もいると思うんだ。


もしそれがあなたなら、私はあなたを褒めちぎる。
こんな曖昧で不安定な感情を見つめられるあなたは素敵だから。


あなたみたいに繊細になりたい。
あなたより繊細になりたい。


今日も波打ち際で頑張るあなたに愛を込めて。




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