#35 散文「うちにこもった私を睨むあなたも私もうちの中」

いつまで経っても外に出られない

うちと外でもないかもしれない

私と発達した心は年月を経て朽ちていく

岩肌に打ちつけた声は返ってこない

あの山を過ぎればあの向こうに何があろうか

そう考える今に私を置いて

筆で書かれた1本の線を辿る

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