AIイラスト【マネタイズ】の崩壊は、AI絵師から手書き絵師への転身のチャンスか?
こんにちわ、ファンボ収益特化です。
AIイラスト界隈にとっての、大激震が走りました。
時系列は以下の通りです。
AIイラストによるマネタイズ崩壊
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5月10日 PixivがFANBOXへのAIイラストの投稿禁止を発表
同日5月10日 FANTIAがAIイラストの投稿禁止を発表
5月11日 DLsiteおよびci-enが原則AIイラストの制限を表明
5月12日 pixivリクエストのAIイラスト投稿禁止を発表
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上記の動きは5月9日に、pixivがAIイラストの投稿に制限をかけるとの事前発表の流れをくむものです。
しかし、解釈が難しい表現も多く、AIイラスト界隈では厳しい制限にはならないだろうと楽観論も聞こえていました。
そこで、上記の発表です。
某掲示板や各種SNSではAI 絵師VS手書き絵師という対立構造が一気に崩壊。
一部の手書き絵師からは勝利宣言すら飛び出し、いわゆる「祭り」の状態になっています。
もはやAIを使った画像生成によるマネタイズは大部分を封じられたといっても過言ではありません。
もともと私は、手書きでpixivファンボックスを中心としたマネタイズを行っており、これからAI生成技術を使ったマネタイズにも挑戦してみようと思った矢先だったので、この流れについては少々残念に思っています。
AI絵師から手描き絵師への転身
ここからが本題で、AI絵師の皆様に提言です。
このピンチを利用して、AI絵師から手書き絵師に転身すると言うのはどうでしょうか?
これは決して皮肉ではなく、心から言っています。
Ai絵師としてpixivファンボックス等でマネタイズをしていた方には大きな資産があります。
①AIイラスト生成技術
②FANBOX等の支援サイトで得た支援者
この2つです。
まず①のAIイラスト生成技術ですが、
これは手書きイラストを描いていく上で、非常に有用なスキルです。というのも、手書きイラストを書く際に非常に重要になってくるのが資料探しだからです。
例えば最も基本的な構造であるバストアップのイラストを書こうとしても、手描き初心者であると、どこから胸が出ているのか、肩が張り出しているのか等々わからないことだらけなのです。
俯瞰、アオリ、後ろ向きといった難しい構図であればなおさらです。
しかしAIイラストは、そういった難しい構図であっても、そういった疑問にプロンプトさえ分かっていれば即座に答えてくれます。
その出力されたイラストは、極上の作画資料です。既に少しでもイラストを書いたことがある人であればわかると思うのですが、頭の中にある描きたい構図の資料を探そうとしても、なかなか見つからないことがままにあるのです。
それがすぐに出力できるのであれば、それは手書きイラストを描いていく上で「超強力な武器」になります。
最初は、AIイラストのトレースから始めてもいいと思いますので、手書きイラストの作成を進めてみてはいかがでしょうか。クリスタの線画抽出機能を使ってAIイラストをかなりの部分加筆修正して対応するのもいいかもしれません。
次に②の支援者です。
あなたが既にAIイラストで、ファンボックスの支援者をくれている方だとしたら、イラストでも十分に支援を受けられる可能性があります。
というのも、AIイラストは絵柄や画力がほとんどに通っているにもかかわらず、
FANBOXで多くの支援を得ている方、一方全く得られない方の二極化が起きています。
これはなぜか?
これは多くの支援者を得ているAI絵師の皆様には、確固たる世界観が構築されているためです。世界観というのは言い換えれば、その作者が表現したいものです。
色々なAI絵師の皆様のFANBOXを見させてもらいましたが、やはり確固たる世界観を持っているな、と思わせるAI絵師様は多くの支援者を集めていました。
また、ファンボックスを2年間運営してわかったことなのですが、支援者の方々は絵だけでなく、その作者自身が信頼に足る人物かもよく見ています。
私は2ヶ月ほど、事前告知した上で、ファンボックスの更新をストップしていたのですが、3分の2ほどの支援者(約40名)の方が何も対価がないにもかかわらず支援をしてくれました。
これは私が支援者の方々と長い時間をかけて築き上げてきた信頼があったからこそだと思っています。
今、AI イラストで、せっかく今まで得た支援者の人たちを、この騒動で失うのは非常に惜しい。ですから、これを機に自分の世界観を表現したいため、方向転換してこれからは手描きでFANBOXを運営していくと宣言するのはいかがでしょうか。
いきなりAI絵師から手描き絵師に転身するというのは目を引きますし、今まで得た支援者の方からもがんばれ、と応援してもらえるかもしれません。
支援者の方は、イラストの美麗さ以上に、あなたが作り出した世界観を見たいのです。
このままただ閉鎖するよりも支援者を繋ぎ止めるという意味では、あながち間違った戦略でもないと思います。
pixiv公式が言うFANBOXのあるべき姿というのは、クリエイターが自由に創作活動ができるよう支援する場なのですから。
手描き絵師のFanbox マネタイズ戦略
FANBOXを2年間継続してきて得た知見を、有料ノートとして、体系的にまとめて公開しておりますので、気になる事はご購読いただければと存じます。
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以上、ファンボ収益特化でした!
ではまた!
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