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メンバー紹介VOL.25-小鳥や蟻と友達!熱海の森に生きる-中畑友歌さん

ファンベースカンパニーの「中の人」を紹介していくシリーズ第25弾は、「キヨシ」こと中畑友歌さん!

今回は、片山千種(ちぐ)が、キヨシさんの魅力をお届けしちゃいます。

●プロフィール
・中畑 友歌さん
・2022年3月入社
・前職:広告代理店コミュニケーションプランナー
・ニックネーム:キヨシ(中畑だから!と、さとなおラボで命名)
・最近はまってること:植物・ウクレレ

ちぐ)キヨシさんは、2022年3月入社で、8月入社の私とほぼ同期なのに、いつも不安をセンサーで感知するかのように話しかけて空気を和ませてくれるし、笑い声が聞こえると元気が出る。ファンベースカンパニーの空気清浄機的な存在だと勝手に思っています(笑)頼れるお姉さんっていうイメージ!

キヨシ)え、ありがとうございます!(笑)そんな綺麗なことをしてるつもりは全然ないんですけどw お姉さんっていうより、一人っ子で親戚の中でも妹分だったし、森の中で小鳥や蟻と友達みたいな子どもでしたよ~。

子どもの頃のキヨシさん

ちぐ)一人っ子は意外!でも森の中で育った感じは超分かります!キヨシさんが近くにいたら、森の匂いと共に「今日も一日清らかに生きよう」って気持ちになる気がするんですよね~。なんていうか「素」で生きてるって感じ?

キヨシ)あ~、もしかしたら私の周りに裏表がない「素」な人が多いからだと思います!ファンベースカンパニーの人もそうなんだけど。自分も素のまま似た人がいる場所を選んでいって、受け入れられたから良かった!って感じですね~。

ちぐ)そういえば、キヨシさんって新卒から15年働いた広告代理店からファンベースカンパニーに来られたんですよね?初めての転職にやっぱり葛藤はありました?

キヨシ)前職のお世話になった人への情とか、居心地の良さを手放すことへの葛藤があって、それを短時間で覚悟を決めることがキツかったかな。

でも、ファンベースって、別に広告会社と対立しないアプローチ方法なのもあったからか、前職の人も私の冒険したいという気持ちを応援してくれました。

ちぐ)今までの環境を手放してみて、実際どうでした?

キヨシ)前職では大きなチームで、いろんなレイヤーの大規模なプランニングをしてきました。いざ手放してみたら…、ファンベースカンパニーのチームはとても身軽だと思ったし、一日中違う脳トレしていて新しい世界を知れた感じかな。

ちぐ)ちなみに、ファンベースとの出会いは何がきっかけだったんですか?

キヨシ)入社10年目くらいのときに、気づいたら周りに教えてくれる人がいなくなって。行き詰りや鈍化を感じたタイミングで「さとなおラボ」に入ったことがきっかけですね。ファンベースカンパニーは、私と同じようにファンベースのことを良いと信じて、既に突き進んで実践している人がいる場所だったので、ほとんど懸念なく転職できました。

ちぐ)でも、入社して「これは違ったわ~!」みたいなのはあります?(笑)

キヨシ)意外となんでも一人でやんなきゃ!なことかな(笑)。

ちぐ)実力&即戦力があるキヨシさんだから任されるというのもある気がしますが!(笑)

キヨシ)元々広い領域で仕事はしていたけど、広告のようにマスに向けてでなく、いまはファンの方々に対して、さらに深くやるんだなって。元々やってきていた企画の仕事に加えて、分析・施策実施までのワンストップで実践するのが自分にとってはチャレンジングで、楽しいなと思ってます。

ちぐ)想定外だったけど、これまでできなかった広い領域の新しい挑戦も楽しんでるんですね!これから、こうなっていきたいっていうのはあります?

キヨシ)ファンベースの考え方で、「イイトコロ」を伸ばしていこうっていうのが本当に良いなと思っていて。私は伴走型でファンベースの施策を立てるのが好きなので、ファンベース施策の事例をたくさん作っていきたいっていうのは自分に課していきたいミッションですね~。…課していきたい…ミッション??何言ってんだろ(爆笑)

ちぐ)課していきたいミッション、かっこ良すぎる…!(笑)ちょっとファンベースのことになると熱くなりすぎちゃうので、もう少しプライベートなことも聞いちゃおう!
キヨシさんと言えば、熱海に住んでいるっていうのが特徴だと思うんですけど、いつから住んでるんですっけ?

キヨシ)2012年くらいだったかな。週末熱海みたいな暮らし方をし始めたのがきっかけでしたね~。

ちぐ)そのタイミングだと、やっぱり震災がきっかけですか?

キヨシ)そうそう!震災前は高層マンションの25階に住んでいて、地に足のつかない生活でした。地震で大変だったから家を手放して、拠点を熱海に移しました。いきなり全部手放すのは流石に勇気が必要だったから、都内にも賃貸を借りて徐々に手放していきました。

ちぐ)手放しのプロ!2012年は、まだリモートが当たり前じゃなかったし、なかなか勇気がいりましたよね。

キヨシ)最近では2拠点生活者をデュアラーっても言われるくらい、一つのライフスタイルとして確立されてますが、当時はとても珍しい存在でしたね。2拠点生活になり、熱海での生活リズムが規則正しく、原点に還るかんじになりカラダが整ってきたのは確かです。熱海に住む人々との交流が増えたことで、価値観の幅が広がったのも大きいです。会社と家の往復だけじゃなくて、熱海では20代から70代の人とも交流できるし、岐阜県飛騨高山の実家の時に感じていたような心地よい田舎っぽさもあるんですよ。
それに今までは、東京でちょっと背伸びして頑張っていた自分と、素の自分のままでいられる熱海でギャップがあったんですけど、ファンベースカンパニーで働きだして、さらに本来の人間っぽさが呼び戻されて、自分に一貫性が持てるというか、串刺しにできる感じがありますね~。

ちぐ)ファンベースカンパニーに入社してから、もっとブレがなくなったって感じですか?

キヨシ)そうそう!熱海で生活していて、いろんなコミュニティでたくさんの人に触れたからこそ、多様性があるファンベースカンパニーに入社しようと思えたのもあります!ちょうどいい心地よさがある感じ。

ちぐ)コミュニティと言えば、キヨシさんは「熱海キコリーズ」のNPO法人での活動もされてますけど、いつからされてるんですか?

チェーンソーで木を伐採するキヨシさん

キヨシ)2016年に林業研修の募集を見て、翌年に結成しました。最初に話したように森の中で育ったから森で活動したり、森と関わるのって良いなと思って始めました。林業研修では、まずはチェンソーを扱えるようにするんですね。木を一本倒すにも、どんな道具でどのように倒すのか?何%の木をどういう風に倒すのか?って考えるんだけど、それってプランニングだなと思って!

ちぐ)素敵な考え方!しかも、マイチェンソーがあるんですね。切り出した木をどう加工するのかみたいなこともやってるんですか?

キヨシ)製材所に持って行ったりもするんだけど、チェンソー製材みたいな技術もあるから、そういうことができるようになると、小さなサイクルで回していけるんですよ。ちょっと奥深すぎて語り切れないんですけど、今だとユンボに乗ったり草刈り機を扱えるようになったりしてます。

ちぐ)ユンボに乗れるの超かっちょいい…!ものすごく生きる力がつきそう!

ユンボに乗るキヨシさん、かっちょいい…!

キヨシ)まさに「生きる力」がテーマで!チェンソーを使えると、生きる力が強くなりそうだなと思って。実際熱海の災害があったときに木を使ってもらえたりしたんですよ。すごく助かったと言ってもらえて。

ちぐ)それは、すごく貴重な体験ですね!

キヨシ)ちなみに私は車を運転できないから、エンジンをかけるものと初めて触れたのがチェンソーでした。

ちぐ)田舎で車運転できない=生きる力が低いと思われるけど、チェンソーとかユンボというパラメータでバランス取ってるんですね~(笑)。

キヨシ)チェンソーって5キロくらいあるし、体幹も必要だから扱えるようになるためにジム通ったりね。普通に考えて逆なんだけどw

ちぐ)確かに逆だけど、鍛えられそう!どれくらいの頻度で森に?

キヨシ)基本毎週末入ってるし、今日も実は森の小屋の中に入って仕事してます。考え事する時とか、ちゃんと向き合わなきゃという時は、今年4月に自分たちでクラファンで募って作ったウッドデッキがある小屋にいます。

キヨシさんのZoomの背景を解除してもらうと、木でできた小屋と森が広がっていました。画面上からも、いい空気&香りが漂って来そう…!

ちぐ)本当に森が好きなんだなぁって伝わってきます!

キヨシ)好きなんですよ。ファンベースと同じように、小さなことでも「好き」が少しずつ積みあがっていって、林業の技術も基本を少しずつ学んでいけば、できることがきっと広がっていくんだろうなぁってワクワクします。

キヨシさんのお部屋のグリーンたち

——熱海のコミュニティの繋がりがきっかけで始めたウクレレ。株分けしてもらって育て始めた生命力を感じる植物たち。
いろんなものを手放したり手に入れながら、楽しんで生きる力を身につけているキヨシさん。改めてインタビューすることで、同じく地方在住でファンベースカンパニーに属する身として、めちゃくちゃ憧れちゃいました。
これからも、たくさんいろんなことを教えてください!
よろしくお願いします~~!!

◆ファンベースカンパニーの「中の人」たちの記事は、こちらのマガジンで読めます!
次回もお楽しみに!


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