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【アニメコラム】まだ間に合う『ゴールデンカムイ』第3シリーズここに開幕!!

―やはり“開幕”という言葉が最もふさわしい

ついに、先週月曜日(10月5日)から、『ゴールデンカムイ』第3シリーズがスタートした。

『ゴールデンカムイ』については、以前こちらのnoteで触れた。

作品の舞台は、北海道から樺太へ移った。ヴァイオレンスあり、ギャグあり、相変わらず要素は満載だが、アイヌ文化の紹介も忘れていない。

アイヌにも、北海道アイヌ、樺太アイヌ、千島アイヌがあることを教わった。樺太は北海道よりも寒く、夏と冬ぞれぞれに家があるとのこと。こうしてアイヌ文化をしっかり伝えているところに、作品の大きな魅力がある。

そして、サイケというかサイコな描写も魅力のひとつ。ロシアのケンカ祭り“スチェンカ”の描写などは、いかにも『ゴールデンカムイ』の真骨頂。最もぶっ飛んでるキャラクター、鶴見中尉が剥ぎ取られた人間の皮膚にスリスリしている様はもう、“おかえりなさい”としか言いようがない。

いきなり、第3シリーズから見ても、十分楽しめる内容となっている。

さて、音楽・効果音・キャラクターヴォイスなど、アニメの音声による表現は大切な要素。

―声優としては、碇ゲンドウ。ナレーターとしては、イッテQが代表作。

『ゴールデンカムイ』のナレーターを務めているのが、立木文彦さんである。立木さんの低く乾いた声が作品を引き締め、怒鳴りによって得も言われぬ興奮がもたらされる。

立木さんの声によって、作品の持っている空気感(マジメさヤバさなど)が見事に表現されている。作品に立木さんは、必要不可欠な存在になっているのではないかと思う。

FODとTverでは、明日の23時まで第1話の無料見逃し配信が行われている。興味がある方は是非!!


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