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ICLを検討してやめた話②

前回の記事で、ICLを受けるつもりが急にレーシックを提案されたというところまで書きました。


検査は続く

予想外にレーシックの提案がされたあとも、「詳しい適応は医師の診察のあとでまた検討していただきます」とのことで、検査は続いていきます。
2つくらいさらに機械による検査を行った後、瞳孔を広げる目薬をさしてもらい(ちょっと染みる)、一旦待合に戻ります。
瞳孔を広げるので眩しさを感じやすくなる、とは聞いていたのですが、私はどちらかというと手元が見えにくくなった印象で、「老眼になるとこういう感じなのかな〜」と思っていました。
目薬が効いてきたタイミングでもう一度気球を見たり、再度の検査を行いました。


手術説明

その後は看護師さんに担当が変わり、医師の診察前に手術内容やリスク、料金の説明をされました。
これがまぁとにかく長かった笑
私の場合ICLとレーシック両方の説明をお願いしたので特にだとは思うのですが、多分1時間半くらい延々と説明を聞いていました。
しかも目薬の影響で近くが見えにくいので資料の文字もよく読めないし目が疲れるし、これは説明のタイミングとして正しいのだろうかと少し疑問に思いました笑
ですが説明自体はマニュアル感はあるものの丁寧で物腰も柔らかく、好印象でした。

はじめにレーシックの説明、次にICLの説明という順番だったのですが、1番の印象は、「ICL、思ったよりリスク高い」ということでした。
レーシックの説明時よりあきらかにリスク項目が多いし、説明も長かったです。
ICLはレンズを入れるだけなので手術は簡単だし、レンズを取りたかったらすぐ元に戻せるし良いよね〜と「レーシックよりも簡単だし安全」と漠然と考えていたので、これには素直に考えが甘かったなと思いました。

考えてみればレーシックは眼球の表面に近い部分の手術ですが、ICLは虹彩のの内側、水晶体のすぐ近くにレンズを入れるわけですから、より多数の影響がでてくる可能性が考えられます。
さらにまだ歴史が浅いこともあるので、あらゆるリスクを想定しておく必要があるし、想定外の事態も今後起こり得る、ということも説明されました。

ただ、レーシックはレーシックでやはり削った角膜は元に戻せないですし、ドライアイが酷くなることがあったり、近視や乱視が戻ってきてしまう可能性がICLより高かったりで、ICLよりレーシックが良いとも言えない、甲乙付け難い状況になりました。
(特に気になったリスクに関してはまた後ほどまとめて書きます)

この時点で、今日中に決めるのはやめようと思い、看護師さんにその旨を伝えましたが、嫌な顔一つせず「検査結果が保存できる3ヶ月のうちはじっくり悩んでくださいね」と言ってもらい、安心しました。

料金はやはりICLよりレーシックの方が10万円以上は安かったです。

医師の診察

長ーい手術説明が終わり、医師の診察に移ります。
看護師さんには「医師の検査の時は基本質問は受けないので事前に私に聞いてくださいね」と言われていたので、まぁ形だけの検査なのかな、と思いきや、普通にしっかり質問に答えてくれて、急かすような感じは全く無かったです。

まず普段の眼科検診のように目の状態を確認されると、「ドライアイが結構あるね〜」と言われました。
眼科ではよく言われるのですが、普段はあまり自覚がなく、目が乾いて困るということもあまり無いので気にしていませんでした。
しかしレーシックを受ける場合はやはり元々ドライアイがあると酷くなる可能性が高く、安易に薦められないとのこと。

一方でICLは、やはり乱視が強いので回転した時に見えにくくなるリスクは高いとのことで、先生としてもどっちを薦めるかはかなり迷っている、という感じでした。

その後いくつか気になることを質問し、診察は終了しました。
(内容は後ほどまとめます)

カウンセリング終了

診察が終わると、受付に戻り、検査結果の保存期間(3ヶ月)や、手術を受けると決めた際の手順などを説明され、無料カウンセリングは終了です。
約3時間かかり、疲労感は結構感じました。
目薬の効果はしばらくは残っており、鏡を見ると本当に瞳孔が開いているのが分かりちょっと面白かったですが、手元が見えにくいので不便さと目の疲れは感じました。


次回では看護師や医師と話して感じたリスク、帰宅後に調べてわかったことなどをまとめ、視力矯正手術をやめるに至った経緯を綴っていきます。



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