藤岡康太騎手の訃報と競馬というスポーツについて
休職290日目です。
ショッキングなニュース。
日曜の落馬事故により藤岡康太騎手が息を引き取ったそうです。
昨日まで意識が戻らずに、まさかと思っていたら…いたたまれない。
非常に悲しいですね。
これ以外の感情が今は湧きません。
最近は個人的に競馬も観る機会が減っていたので藤岡騎手が落馬したというのも一昨日ニュースで知りました。
レース動画を観ましたが落馬してから後続馬に頭を踏まれた様な感じでしたね。
なかなか意識が戻らないというのが心配でしたが、まさか…。
藤岡康太騎手といえば、昨年の乗り替わり代打満塁ホームランのナミュールの姿を思い返す人が多くいるでしょうが、自分はディアデラマドレという馬の壮絶な追い込みがとても印象に残っています。
府中牝馬もそうですが、その後のエリザベス女王杯の3着。これも猛然と外から追い込んできました。
あと1ハロンあれば、、、という強い競馬だったと思います。
この懸命に追う姿を観て一気に彼の競馬が好きになりましたね。
悲しい。
後藤騎手が亡くなった時とは全然異なる感情。
ただ辛く悲しい。
こんなに悲しい気持ちになるのは久しぶりです。
少し前に地方競馬のジョッキーも落馬事故により命を亡くされました。まだ若いのに残念でなりません。
競馬は危険を伴ったスポーツ。
それは承知の上で競馬に携わる人々はそれでも競馬や競走馬が好きなんだと思います。
自分も熱中したのでよくわかります。
どんな騎手でも馬でもゴール板を颯爽と駆け抜ける瞬間は格好いい。人馬共に輝く瞬間ですね。
でもやはりスポーツとしても娯楽としても重要なのは安全性だと思います。
多くの人間が熱中するからこそ、議論を交わし今一度安全性について再考する時なんじゃないかと思ってしまいます。
たとえ命を賭したスポーツだとしても、人馬共に事故で命を落とす機会が多すぎる気がしますね。
あくまで個人的意見です。
藤岡調教師や藤岡佑介騎手をはじめ、ご家族の方のいたたまれないお気持ちを考えると涙が溢れます。
それでも武豊騎手のコメントでもあったように、これから競馬に携わっていく方々が藤岡康太騎手の思いを胸に騎手や競走馬の生命を第一にしていって欲しいと思います。
心からご冥福をお祈りいたします。
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