自然医学ナチュロパシー

アンドルー・ワイル著

自然療法の参考本「ナチュラル・メディスン」アンドルー・ワイル著をご紹介します。

聞きなれない言葉だと思いますが、
植物学者の大家であり、医学博士でもあるワイル氏の自然医療本。

自然医学は、アメリカでは大学でも医師資格が取れる学位です。

ナチュロパシーと言う立派な医学です。

もう一つはインドでもメジャーな医学であり、インド伝統医学アーユルヴェーダと繋がりがあります。

こちらではナチュロパティと言います。

日本では単なる民間療法扱いですが、
科学的医学の西洋医学(現代医学)とは対極を成す自然な医療として海外では一般的です。

なぜか日本では認知度が低く、自然志向の人や西洋医学に懐疑的な人しか知られていませんね。

よく考えればハッと気がつきますが、
我々人間は、何も無かった古き昔の時代には
人はどうやって生き延びてきたのかと考えた事はないでしょうか?

また野生の動物はお医者さんもいないのにどうやって治療しているのか?

なんて考えたことある人は、、
少ないですかね(^_^;)

人以外の生き物はみんな自己治療の術を知っているのでは?と私は暇なばかりによく推察していました。

そうしたふとした疑問がさらに高じて
何故人間は病気になるのかと考えてしまいました。

では何が人を病にするのでしょうか?

それはよくよく調べていくと、
普通に当たり前のように感じていた病気をする事にももしかしたら原因があるのではないかと思い当たりました。

それは、現代生活に隠されているのではないかと。

現代の科学が発展して便利になった社会に問題があるのではないか?
本来医療の発展は時代を経るにつれ、進歩してきたはずです。
しかし、これらが実は逆に新たな病をつくりだしてしまったとしたら、みなさんはどうお思いになられますか?

実はそれを

「医原病」

と言われています。

西洋医学には、人工的に治療を施す手法を多く採用されています。
このやり方は対症療法といって
病になった原因を掘り下げて治療をせず、
今起きている症状を診察や検査なりして特定して、
その症状に対して治療や改善を促す薬、手術などを行います。

しかし、それは症状が改善されたなら治療は終わりになります。
薬も症状に特化した作用のピンポイントの薬を処方し、副作用を考えません。

薬や治療の余波は、これまた別の薬を処方します。
それだからこそ、服薬は増えていきます。

自然医学や中医学、アーユルヴェーダや日本の昔の東洋医学は、予防医学です。

事前に大きな発症を起こす前に予防して病を留めて、病原を治療していたのです。

普通に言われている予防には、何か起こりそうだと、服薬を勧めますが、理学的生産された薬物は、
天然のものでなく極地効果のものです。

つまりピンポイントに、幹部への攻撃をし破壊や、滅したら終わり。
その跡がどうなるのかを考慮されていません。

戦争なら爆心地の復興やケアをしないのと同じなんです。

また、争いのもとに対して友好的な改善を自然にするのではなく、処方薬は強行に行い言うことを聞かせるのと同じなのです。

薬は例えば、自然な薬草なら効果のある成分のほかの成分もあり、全体性を持ちます。
これは野菜など食べ物を丸ごと食べないとバランスが悪く、当然摂取側にも偏りが生まれるのです。

つまり、病気の原因の一部は、
食と、薬にあるのは、体にアンバランスで不自然なアンバランスな物を体に取り込み続ける事が
原因という見方も出来るのです。

自然は全体性で存在します。
人間も自然の中に生きる生物の一部であり、
本来全体性の中にあって、自らの体も
全体性をひめている。

それを専門性や局部性という見方や手法を使い、全体への影響を鑑みなかったのが、現代医療、西洋医学です。

だからこそ今コロナが流行り、それを問われていると感じられます。

医療にしても"自然"が普通なはずなのだと
思います。

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