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”投資の神様”バフェットが推薦する21冊の必読書

”投資の神様”ウォーレン・バフェットは人並外れた読書家でも知られています。
2016年にシドニー・モーニング・ヘラルド紙は、そんなバフェットが推薦する必読書を21冊をまとめました。今回の投稿は下の動画を参考に、その21冊を紹介します。
なお、本記事はアフィリエイトリンクを含みます。


第1位:『賢明なる投資家』 ベンジャミン・グレアム (著), ジェイソン・ツバイク (著)

バリュー投資の父と呼ばれるグレアムが、一般投資家向けに書いた不朽の名作。バリュー投資の基本原則と感情に左右されない投資戦略が詳しく解説されています。

第2位:『証券分析』 ベンジャミン・グレアム (著), デビッド・L・ドッド (著)

同じくグレアムが1934年に著した、現代の証券分析の基礎を築いた金字塔的著作。バリュー投資の基礎となる企業分析手法が詳述されています。

第3位:『株式投資で普通でない利益を得る』 フィリップ・A・フィッシャー (著)

20世紀で最も影響力のある投資家の一人、フィッシャーによる名著。優良企業を見つけ出すための15のポイントを提示し、長期投資の重要性が説かれています。バフェットは著者の洞察の深さを高く評価しています。

第4位:『ガイトナー回顧録: 金融危機の真相』 ティモシー・F・ガイトナー (著)

2008年の金融危機時に財務長官を務めたガイトナーによる回顧録。著者は危機への対応を内部者の視点から詳細に描写し、政策決定の裏側を明かしています。バフェットは「全ての経営者が読むべき本」と評しています。

第5位:『バフェットからの手紙』 ローレンス・A・カニンガム (著)

バークシャー・ハサウェイの年次報告書に記載されたバフェットの洞察をまとめたもの。投資哲学から経営戦略まで、バフェットの思考を直接学べる貴重な資料集です。

第6位:『ジャック・ウェルチわが経営』 ジャック ウェルチ (著), ジョン A.バーン (著)

20世紀最高の経営者と呼ばれたGEの元CEOによる自伝。GEを世界最強の企業に変えた経営手法と哲学を詳述されています。バフェットは「明快であり、エネルギーに溢れ、現場主義である」とウェルチを高く評価していました。

第7位:『破天荒な経営者たち』 ウィリアム・N・ソーンダイク・ジュニア (著)

8人の型破りな経営者の成功戦略を分析した書。平均してS&P500を20倍以上上回るリターンを出した彼らの共通点を探っています。バフェットはこの本を「資本配分に秀でたCEOたちの素晴らしい一冊」と称賛しました。

第8位:『The Clash of the Cultures』 John C. Bogle (著)

インデックスファンドの創始者として知られるボーグルによる著作。ウォール街の短期主義を批判し、個人投資家の利益を守る方法を提案しています。バフェットは2013年の株主への手紙で、長期投資の重要性を説くこの本の内容に共感を示しています。

第9位:『人と企業はどこで間違えるのか?』 ジョン・ブルックス (著)

1960年代のウォール街を舞台に、ビジネスの成功と失敗の本質を10の物語で探る名作。著者のブルックスは長年『ニューヨーカー』誌の経済記者を務めた人物。バフェットとビル・ゲイツがともに「最高のビジネス書」と絶賛しています。

第10位:『投資家のヨットはどこにある?』 フレッド・シュエッド・ジュニア (著)

1940年に出版された古典的な投資書。ウォール街の人々を風刺し、投資の真の目的を問いかける本となっています。バフェットは軽いタッチで重要なメッセージを伝える手法を賞賛しています。

第11位:『ケインズ 説得論集』 J.M.ケインズ (著)

20世紀最大の経済学者ケインズによるエッセイ集。1931年、大恐慌の只中に書かれた本書には、経済危機に対する洞察が詰まってます。バフェットは1989年に、この本から株や市場についての知識を得られると語っています。

第12位:『インデックス投資は勝者のゲーム』 ジョン・C・ボーグル (著)

インデックスファンドの創始者ボーグルが、個人投資家がなぜインデックス投資で勝つのかを詳細に解説しています。バフェットは、コスト低減と長期投資の重要性を説くこの本を強く推奨しています。

第13位:『Poor Charlie’s Almanack』 Charles T. Munger (著)

バフェットの右腕だったチャーリー・マンガーの知恵と洞察をまとめた本。投資哲学から人生訓まで幅広いトピックが扱われています。バフェットはこの本の深い洞察を高く評価しました。

第14位:『投資で一番大切な20の教え』 ハワード・マークス (著)

著名な投資家ハワード・マークスによる投資哲学書。成功する投資家になるための重要な原則を、著者の豊富な経験を交えて解説。バフェットは「マークスからレターが届くと、私は何を置いても必ず真っ先に読む」と述べていました。まりーさんもお気に入りの一冊。

第15位:『Dream Big』 Cristiane Correa (著)

ブラジルの投資会社3Gキャピタルの成功story。バドワイザーやバーガーキングを買収したことで知られる同社の創業者たちの軌跡を描いています。創業者たちを「世界最高のビジネスマン」と評価しています。

第16位:『First a Dream』 Jim Clayton (著), Bill Retherford (著)

アメリカ最大の住宅建設業者クレイトンホームズを創業したジム・クレイトンの自伝。貧しい小作人の家に生まれた著者が大企業を築き上げるまでの道のりを描く。バフェットは起業家精神を学ぶ良書として推奨しています。

第17位:『ウォール街の大罪』 アーサー レビット (著)

元米国証券取引委員会委員長レビットによる内部告発的著作。ウォール街の不正と戦った経験から、投資家がどのようなリスクにさらされているかを暴露。バフェットは投資家保護の重要性を訴える内容に賛同を示しています。

第18位:『核テロ』 グレアム アリソン (著)

ハーバード大学教授アリソンによる、核テロの脅威とその防止策を分析した書。9.11後のアメリカの安全保障問題を詳細に論じています。バフェットはこの本を、リスク管理の観点から重要な示唆を与える書として推奨しています。

第19位:『The Making of the President 1960』 Theodore H. White (著)

1961年にピューリツァー賞を受賞した、1960年の米大統領選挙を詳細に描いたノンフィクション。ケネディとニクソンの激戦を生々しく描写。バフェットは、政治プロセスの理解が投資にも重要だと考えています。

第20位:『Limping on Water』 Philip Beuth (著), K.C. Schulberg (著)

アメリカのABC放送とキャピタル・シティーズの成長を描いた自伝的著作。著者のビュースは放送業界の重鎮。バフェットはこの本を「倫理的な企業活動と脅威的な財務実績の見事な実例」と評価し、経営哲学を学ぶ良書として推奨しています。

第21位:『Warren Buffett's Ground Rules』 Jeremy Miller (著)

若き日のバフェットが運営していた投資パートナーシップ時代の戦略と哲学を解説した本。バフェット自身が序文を寄せ、「私のパートナーシップ時代を調査し解剖した素晴らしい仕事」と評価しています。

最後に

いかがでしたでしょうか?静かに読書をする時間を作っても良いかもしれません。
もし忙しくて読書の時間の取れない場合は、オーディオブックの活用が有用だと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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