それなりにできるのは、それなりの準備をしたからです

以前とあるアニメでこんなセリフがあった。
 
「あなたさっき才能がないって言ったわね。
その認識を改めなさい。
最低限の努力もしない人間には、才能がある人を羨む資格はないわ。
成功できない人間は成功者が積み上げた努力を想像できないから成功できないのよ。」
 
かなり前に見たアニメだが、最近になってこの言葉を思い出し非常に共感している。

特別なことではなく、日常にある話だ。

期限通りに丁寧に書類を作った。
質疑にうまく受け答えができた。
小学校~高校までの勉強が頭に残っている。
程度の違いはあれ日常の生活でもよくあることだと思う。

これに対して○○さんは頭がいいという。

頭がいいかどうかは関係ない。

資料の出来なんて
例えば、他の人が仕事中に休憩している間に資料を進めたのだ。
例えば、他の人が雑談している間に資料を進めたのだ。
羨む人が別のことに時間を使っている間に作成を進めただけだ。

質疑がうまくできたのも
例えば、突かれると困りそうなところを調べていたのだ。
例えば、必要な数字をメモしておいたのだ。
羨む人が別のことに時間を使っている間に準備していただけだ。

小学校~高校までの勉強の話題に対応できるのも
例えば、他の人がデートしている時間に積み上げたのだ。
例えば、他の人がバイトしている間に調べていたのだ。
羨む人が別のことに時間を使っている間に身につけただけだ。

頭がいいと羨む人はこちらがどれだけそれまでに準備していたのかを想像したのだろうか。
自分たちが楽しんでいる間にやることをやっているだけだ。

別にそれが正しいわけではなく、コミュニケーション力などそれとは別の能力が磨かれているわけで、なんなら社会で活きるのはそっちの能力なわけで、どっちにもメリットとデメリットがあるだけなのだ。

なので、どっちでもいいのだけど、それを才能の一言で済ますのは嫌だなと思います。

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