御調代用水

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  • そしてワタシたちは正義のミカタになった。1章 二人のヒロイン

    地球に降りかかるさまざまな危機から人類を守るべく、男女が混在するヒーロー集団である45のタスクフォースが編成されたが、突如地球を襲撃した“メテオ”によって45のタスクフォースは壊滅。 欧米、日本以外の多くの人類は“メテオ”によって一瞬で犠牲になった。 急遽、日本政府は戒厳令として、女性のみで編成されたヒーロー集団、タスクフォース46を防衛省特殊任務長官の新内眞衣の指揮のもと、立ち上げる。

  • 『_C』

    ヒロイン:齋藤飛鳥・橋本奈々未etc... 【あらすじ】 ずっと2ヶ月もとある少女が死ぬ悪夢を見続けている主人公○○。その少女は主人公には大切な存在のように思えたのだが、どうにもその少女の名前が思い出せなかった。 いつしか彼はその少女を探し当てるために夢を見続けていた。 ある日、その少女と出会える手がかりをやっと夢の中で得た彼だったが、同時に現実と夢が連動していることに気づく。手がかりを頼りにその少女と再会することに成功し、その少女の名前も思い出すが、突如その少女から彼は衝撃的な事実を伝えられる。

  • 私に乗り換えちゃいなよ

    ある日、冴えない俺にモテ期がきた。 だが、それはただのモテ期とは違って…。

  • 単話企画妄ツイ

    企画で出した作品達です。

最近の記事

そして、ワタシ達は正義のミカタになった。 第二話 岐路

「いいか?美玖。 お前は“国”を守るために、 この世に生を受けたんだ。 その使命を果たしなさい。 もし果たさなければ、お前を “アイツ”のようにしても構わないんだぞ」 『いいえっ…!嫌ですっ…! お父様っ…! 私は普通の女の子として 産まれたかったんですっ…! 決して戦争兵器として戦う為に 私は産まれたわけではっ…!』 「馬鹿者っ!! 国のために尽くさなかったら、 人を超えた力を持つお前は ただの殺人兵器になるんだぞ!?」 『その私を殺人兵器化させたのは… 誰でもなく…

    • 『そしてワタシ達は正義のミカタになった。』-第一話- 「殺-アヤメ-」

      翼の言われた通りにD2出口から大学院図書館を抜け出し、私は駆けた。 曇り空の色がどす黒くなっていく。 何分駆けただろう。 私は悲鳴を背後から聞こえたとしても、周りに目もくれず走り続けた。 翼は無事だったのだろうか? 翼も逃げていてほしい…。 そう願いながら、 私は一心不乱に駆けた。 しかし、道の行き先の途中で 【速報です。海洋大学院図書館が襲撃され、少なくとも16人が死亡しました。政府はタスクフォースを派遣し…】というテレビの音が聞こえる。 周りの人々が逃

      • 『_C』第十話 さぁ もう目を開いて

        俺と橋本さんは 10月の下旬で ハロウィンイベントを 開催している街並みのなかを 急いで駆けて駆けまくった。 本来ならば、 こういうところで楽しむ青春も あったんだろうが… 今はそれどころじゃない。 俺と橋本さんは なんとか最寄り駅に到着し、 二人で改札口に入ると、 誰もいない駅のホームにあった 椅子に二人で座る。 「  ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…。  ここまで来たら、流石に  アイツらも来ないでしょ…」奈々未「  ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…。    

        • 『私に乗り換えちゃいなよ』-1- 「1番線ホーム」

          今日はいつもと違う。 彼女は参考書を片手に その冷たい視線を 本の文章に擦り付ける。 それもそうか。 今日は大学受験だもの。 今日も 東京メトロ千代田線の 北千住駅1番線ホームは 途轍もなく混んでいる。 千代田線に乗り込んだら、 絶対に参考書は開けない。 彼女は北千住駅での 貴重な待ち時間を費やして 参考書を凝視する。 彼女は“元カノ”だ。間違いない。 小学生の頃に 結婚する約束をして、 違う中学校になって いつしか疎遠に なってしまった“彼女”だ。 彼女が北千住

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        • そしてワタシたちは正義のミカタになった。1章 二人のヒロイン
          3本
        • 『_C』
          10本
        • 私に乗り換えちゃいなよ
          1本
        • 単話企画妄ツイ
          2本

        記事

          『_C』 第九話 ELECTRIC SUMMER

          俺は   夏が嫌いだ。 二つの“真夏”を思い出すからだ。 だから、俺は 「真夏」を思い出したくなくて、 敢えて「独り」を選んだ。  だが、  その「独り」を壊す者が  「一人」だけいた。  その人物こそが  橋本奈々未。  そう…  俺がこの世で  一番好きな女性だ。〜 -2007年7月13日(金)- 先週行われた席替えをしてから 初めてのグループワークだった。 そのグループワークの内容は 英語で自分の趣味を 1つの班6人ずつで 紹介しあうというものだった。

          『_C』 第九話 ELECTRIC SUMMER

          『_C』 第八話 思い出して大空になる街に消えゆく、君に逢いたい

          奈々未「はぁ…はぁ…!              まだアイツら              追っかけてくるの!?」橋本さんと俺は ずっと逃げているので 息が切れていく。 「  俺に…策があるんで、  先に橋本さんは  下駄箱方面へ逃げてください!」奈々未「   う、うん…!     気をつけてねっ…!」 俺は橋本さんを先に逃し、 ポケットに手を突っ込み、 その場で立ち止まる。    「おい!俺を殴ってみろ!!」向かってくる追っ手に対して 俺はわざと挑発して、

          『_C』 第八話 思い出して大空になる街に消えゆく、君に逢いたい

          『_C』 第七話 素敵な絆は涙になる

          6時間目の日本史の授業。 相変わらず隣の齋藤さんは寝ている…。起こすのも気の毒なくらいとてもスヤスヤと寝ている。まるで遊び疲れて寝た赤ん坊のようだ。日本史の石原先生は 歴史のことを語り出すことに 熱くなりすぎて、 齋藤さんが寝ていても お構いなしに マシンガントークを炸裂させる。 正直、クラスでも 歴史に興味のない者が ほとんどなので、 ほとんど寝ている。 ほぼ寝ているが故に 起きてる俺の目を見て 石原先生は話してくるため、 俺は寝ようにも寝れない…。 この

          『_C』 第七話 素敵な絆は涙になる

          『_C』 第六話 君の表情緩み始めた

          -2024年8月- -東京都江東区門前仲町の飲み屋- 生駒「飛鳥、今は何してるの?」 飛鳥『今は…    百貨店に勤めてる』 生駒「あ、やっぱり転職したんだ〜!    前の広告代理店の仕事、    大変そうだったもんね〜」 飛鳥『うん…。    今も大変だけど、    おかげさまで前よりは    気持ちに余裕ができた感じかな』 生駒「良かったね〜!    そういえば、    前のバイト先で一緒だった    前田さん、    最近結婚式あげたらしいよ」 飛鳥『へー

          『_C』 第六話 君の表情緩み始めた

          『_C』 第五話 GIRL FRIEND

          その後、 俺と橋本さんは無事メールを 交換することができた。 奈々未「      じゃあ     18時に3階の渡り廊下で集合ねっ!     何かあったらメールするから!」 「はいっ!!わかりました!!」 思わず勢いよく返事をしてしまった俺を見て橋本さんはツボにハマる。 奈々未「今までで一番声出てるじゃん(笑)」 「ななみーん!」 齋藤さんとも生駒さんともまた違った 女性の声が後ろから聞こえる。 奈々未「あー!かずみーん!」 橋本さんは笑顔で 「かずみん」と

          『_C』 第五話 GIRL FRIEND

          『_C』 第四話 海みたいな彼女が笑った

          俯いた顔を上げると、 目の前の景色は草むらであった。 「○○くん、おひさー!」     「な、奈々未…!?」 奈々未「    流石に        私のことは      うろ覚えでしょ(笑)」「      いや…      今までの俺とは違う。  今は奈々未のこと、         “ハッキリ”覚えてる」奈々未「   今までずっと        忘れられてて         割と     悲しかったんだからねっ!         でも…        また○○と     

          『_C』 第四話 海みたいな彼女が笑った

          憂鬱、君へ。

          「あー、憂鬱だ。こんな世の中、早く消えてしまえばいいのに」 屋上にいる彼女はよそよそしい青空を見ながら、他人事のように人類滅亡を願う。 「ね!?アンタもそう思うでしょ?」 彼女は笑いながらこちらを見る。 だが、目は笑っていない。 俺は煙草の煙を吹かした後に 『また始まったよ、お前の鬱症状』 とラキストの紙煙草を彼女へ向けて呆れる。 『…しゃーねえな…』 俺は吸っていたラキストを咥えて、胸ポケットからラキストチルベリーの箱を取り出して、彼女へ渡す。 『ほら、これ

          憂鬱、君へ。

          『_C』 第三話 卒業

          俺は飛鳥の言っていることが さっぱり分からなかった。 というか、頭が追いつかなかった。        だって…      飛鳥は夢の中で      死んでいただろ…。 ○○「      嘘だ…。         だって…        あの悪夢では        飛鳥の方こそ        死んでいたはず…」 飛鳥『実は………違うの。』 ○○「え?」 飛鳥『     実は…       あの悪夢は…      私の記憶なの…。』 ○○「飛鳥の…記憶…?」 飛鳥『

          『_C』 第三話 卒業

          『_C』 第二話 邂逅

          俺は早速このCDを手に取り、ラジオ用に聴くためのCDカセットの再生ボタンを押した。 CDカセットの再生ボタンを押したはずなのに、CDが再生されない。 どうしてだ?機械の故障か? もしかしたら再生ボタンがしっかり押されなかったのかもしれない。 俺はもう一度、再生ボタンを押した。 押したその瞬間、 目の前の景色がガラッと変わった。 『やっと来てくれた』 俺が夢で見た少女の顔が 可愛らしい落ち着いた声とともに 初めてはっきり見えた。 彼女は美しいという表現さえ

          『_C』 第二話 邂逅

          『_C』 第一話 _

          そんなこと言わないでくれ…! 俺は…俺は 俺h… 俺h… 俺h… 俺は※※がこうなることを 一番分かっていたはずなのに…! もう少し出会うのが早かったら…! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 俺は悪夢を見ている。 またこの夢だ。 もうこれで2ヶ月目だぞ。 朝から憂鬱だ。 俺はベットから体を起こすと、いつものように卒業アルバムを取り出した。 夢に現れる或る少女を探すため。 卒アルを広げると、そこには 3-3 という斜めがかった文字がまる

          『_C』 第一話 _

          そしてワタシたちは正義のミカタになった。-Prologue- 「来襲」

          冷たい視線がキャンバスの奥から向かっていく。 「なに?」 『別に』 彼女はいじけて目を逸らす。 「しょうがねえじゃん、大学院生にもなると調べ物が必要になっていくの。そんくらい我慢してくれよな」 あと3分半…。 『そんなに彼女そっちのけにして研究したいなら、菜緒と別れたら?』 「なんでそんなことになんだよ…。なんだ、俺とセックスしたくなったのか?(笑)」 『アホじゃないの。焦ってすぐ下ネタに走って茶化すそのアンタの悪いところ、嫌い』 さらに氷化させた彼女の視線

          そしてワタシたちは正義のミカタになった。-Prologue- 「来襲」

          『ばーか。』

          私が好きな人はお笑い芸人だ。 その人は正直言うとめちゃくちゃ面白いわけでもないし、全く売れてない。 他の芸人仲間の人からも 「馬鹿だな本当にお前は」 と笑われていたくらいの天然だった。 でも、 彼の夢を諦めない気持ちと 人を笑わせることに 一生懸命なところが好きで… そこに惹かれて… 最初は彼から西新宿にある無料お笑いライブをしつこく勧誘されて、暇つぶしで試しに見たのがきっかけだった。 正直、あんなにお笑いに熱を持ってる無名の芸人なんて見たことがなかったし、面白くな

          『ばーか。』