今年は適地適作と最適環境を整えての野菜栽培スタートの年に!Part2

●野菜を作るには
 1)その土壌の酸度に見合った野菜品種か否か
 2)その野菜にもっとも適した栽培法か
 3)必要な土壌水分を確保する方法は適切か

 野原に菜の花がゆうゆうと生い茂っているのを見て、自然のたくましさを皆さんも感じられると思います。自然界はその土壌にもっとも適した草が生え繁茂していくことに言葉を持たないと思います。

 野菜にせよ雑草にせよそれぞれ生育に適した土壌の酸度が必ずあることはいうまでもありません。スギナやヨモギ、オオバコなどが育っている土壌は酸性土壌と言われています。

 自然農法という栽培法があります。自然農法を動画にアップされている方が大勢おられますので、私はそれらの動画を参考にさせていただくこともあります。何が何でも不耕起、無農薬、無施肥で頑張るという方、補いといってヌカなど施肥したり、自然農薬を使用されたり、人それぞれです。

 昨年は過去にない経験をいたしました。昨年は梅雨明け後好天に恵まれ猛暑が続きました。カボチャを100株植えていましたが、畑のカボチャは日焼けして皮表面の光沢がなくなり、そこから腐敗してしまうカボチャが多くでました。

 一方、雑草対策として農道の法面に植えたカボチャは雑草の中でカボチャが生育したためか、日焼けは免れ問題なく産直に出荷することができました。また、昨年は雨が少なかったこともあり、カボチャの根元には乾燥防止のために刈り取った雑草を多めに敷いてやったのも効果があったと思います。

 今年から基本に返り、栽培しようとする野菜は土壌の酸度に見合っいるか否か、雑草をもっと利用した栽培法はないかなど、もっと見極めながら栽培を行っていきます。どうも、もっとも必要な基本的なことをなおざりにしていままで野菜を作ってきたように思えてなりません。


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