ボクの友達は変わっている#7
「鉄郎っ!早くお風呂入りなさーい!」
1階からの母の声に「ちょっと待ってー。」と鉄郎は返事をした。
カチャカチャとパソコンのキーボードを叩きながら、鉄郎は演劇の台本を作っていた。
ほとんど出来上がっていたが、クライマックスのシーンで、鉄郎は手を止めて、なにやら考え込んでしまった。
「…やるって決めたんだ。」
そう言うと、カチャカチャと最後のシーンを書き込んでいった。
甘いものが食べたいのに、体に悪いのでたくさん食べれないという、人々の不満が集まり、悪の怪人スイーツモンスター