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死を見つめる~臓器移植~

 日本では、以前から家庭でも教育現場でも「死」の話題に蓋をする傾向がありました。ヒトは100%死にます。オギャーと生まれてから、1秒1秒死に向かっています。単なるその長さが異なるだけです。なぜ100%のことについてしっかり話し合わないのでしょうか?

 厚生労働省はやっとこのことについて発信し始めてきています。主に、
ACP=「人生会議」です。それは、蓋をせずにもしものときのために、家族や自分が望む医療やケア、終末期等について前もって考えるということです。家族や医療従事者と繰り返し話し合い、共有するのです。
 なかなかこのようなことに慣れていない人が多いでしょうから、それを解決するために、臓器移植のストーリーを考えることをおススメします。そうすると、我が事他人事の両方についての生きること、死ぬことを考えられます。死生観が深まり、このような方が増えるとそれが社会事となり、社会全体の「いのち」がより醸成されます。
 結局、死とは、【自分の死】【身近な人の死】【遠い知らない人の死】の3つしかありません。臓器移植を考え、共有すると、一石二鳥どころか多くの気づきがあり、人生が豊かになります。
 
 臓器移植のストーリー(是非、私の過去の投稿を参考にしてください!)を家族と友人と一緒に話し合ってみるのは如何でしょうか?
     
     生きること、そして、「死」を見つめてみませんか?

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