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展覧会 岡本太郎に行った話①

先日、岡本太郎展に行ってきました。

東京都美術館 

ずっと頭の片隅に… 

ここ数年前から岡本太郎に興味がありました。
今年の展覧会を知った当初は、「行けたらいいな」といった淡い気持ちだったのですが、東京での開催日が近づくと、展覧会のポスターや広告がやたら目に入ってくるように。
「無意識でも行きたかったのか」とようやく気付き、その2日後のチケットを取りました。

岡本太郎作品から感じた2つのこと

彼の絵画は、頭で理解するのが難しかったです。
タイトルと、色と、筆遣い、時代背景。
そこから、初心者なりに感じたのは「生命」と「希望」
筆跡を見ることで、岡本太郎がここにいたのだ!=「生命」と実感。
荒々しい絵の中に必ず「希望」を感じる。
そんな頭の中で会話を繰り返しながら、楽しみました。

『午後の日』

一番私の心を掴んだ作品は、
立体作品の『午後の日』

幼い子供のような、柔らかい表情。
タイトルの『午後の日』の響きもなんとも言えない穏やかさを感じます。
会場の最後に会えたこの顔に癒されました。

岡本太郎/午後の日

人との違いは当たり前

音声ガイドの中で太郎は、
『パズルをするように絵に正解を求めてはいけない』と語っていました。
※ニュアンスは少々違います。
人によって、見る時代によって、
作品から受けるメッセージは違って当たり前。
まず自分の心がどう受け取ったのかにフォーカスする。
美術鑑賞に限らず色々と考えるきっかけをくれた言葉でした。

終わりに

1人で美術鑑賞したのは今回初めて。
自分のペースで回る、眺める、考える。
作品の撮影可だったので、気になる作品は撮影。
撮影データを見返して、その時の感情を浸ったり、作品について調べる。
大人になって、美術鑑賞の楽しさを知りました。
パワーをもらった展覧会でした。


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