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形骸化することは悪いことか?
答え:「悪いことではない」
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山形県米沢市に残っている伝統がある
→道祖土焼
:道祖土焼(さいとやき):小正月に、門松や注連 (しめ) 飾りなどを焼く道 祖神の火祭り。
正月になると近所の人達が集まって、なんだかんだで集まってさいとやきを始める。
今年の正月もやっていた。私は、母親から行って来いと言われたので、とりあえず言ったのだ。
幼稚園から高校までは周辺を自転車や買い物などでウロウロしていたので、知ってる人たちもいた。だが、相手は私を多分知らない。
みんなワイワイととりあえず楽しそうだった。
自分も楽しかった。それは、人がいっぱい詰まって楽しそうな雰囲気の中にいるからである。
母親に聞いてみた
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これってさぁなんでこれやってんの?
すると、母親は、なんでだろうね。昔からとりあえず正月にやっている伝統的な行事なんだよ。返答が来た。
私は、そんなの意味ないじゃん、何やってんだよばかだなぁ〜笑いながら会話をした記憶がある。
とりあえず感が大事
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でも、よく考えてみると、そうでもないことに気づいた。結果主義的な考え方だと思うが、地域社会のまとまりのためには、「とりあえず感」が非常に大きな役割を果たしている。
深く考えてしまうと、結局は概念的な、進行的な、宗教的な問題にたどり着いてしまい、個人主義に陥ってしまう。つまり、人それぞれだから、行く、行かないのも人の決定でしょ。
こういう考えになるわけだ。なので、ある種の思考停止的な、とりあえず行っておくか。行かなきゃならないな。この考えが非常に大切なのだ。
それでいい
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なので、結論をもう一度言うと、形骸化は必ずしも悪いと断言できないのだ。
鹿島踊りも、五穀豊穣のための踊りであるが、とりあえず楽しくて。みんな踊っている。それでいいじゃんか。
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