クリエイティブな仕事についた人間にとっての「満足できる仕事」とは何か考えてみた

こないだアパレルのデザインを仕事にしたいという知り合いと話をしていて思ったことです。

自分にとっての満足ラインって職種によって違うんかなぁ?という話です。

文章力無さすぎてスーパー読みにくいです。すみません💦

■知り合いの思う満足

彼女は今はショップ店員だけど、将来的にはアパレルのデザインでフリーランスみたいな働き方をしたいそう。現職でいろいろ勉強して、いずれ転職をするんだとか。詳しいところはサッパリだけど、なんとなく聞いた話をまとめると以下のような感じ。

その① 「収益を得られないならやる価値がない」

彼女的には、自分でブランドを立ち上げててインスタのフォロワーが沢山いる友達や、ある企業のマーケティング担当をしている友達たちの仕事が眩しく見えるらしい。

彼女自身は、「服が好きだし仕事にしたいけど、勝ち筋というか、自分なりの商品を持ってないから、売っても買ってもらえないだろう。だからまだやらない。」と言っていた。

その② 「周りからは、『それって本当にやりたいことじゃないんじゃない?』って言われる」

彼女の周りの同業者からすると、「収益化できなくてもやりたくてしょうが無いことなら続けられる。とりあえずやってみよう!ってなれないなら、それは本当にやりたいことじゃない。」らしい。

彼女的には、本当にやりたいことのハズなのに否定されているようで悲しいんだそう。

その③ 「最近は周りから怒られることも減ってきたので、仕事楽しい」

昔は結構キツイ先輩から締められててツラかったけど、そのあと来た新しい先輩からはいい評価を貰えるらしい。

■聞いてみて思ったこと

僕はエンジニアとして働いている。広い意味では「モノ作り」を仕事にしているという点で彼女と共通していると思う。

で、僕が彼女の話を聞いていて思ったのは「目線が、作っているプロダクトではなく、それを道具にしたビジネスに向いているんだなぁ」ということだ。

僕自身はプロダクトがより良いものに出来たときが、いい仕事したなぁと思える時だと思っている。

エンジニアの作るプロダクトは他のモノ作りと比べると良し悪しが科学的に測定できるから、

  • 機能が増えた

  • バグが減った

  • パフォーマンスが良くなった

  • セキュリティ面が強化された

  • 拡張性が上がった

とか、定量的に成果物の改善具合を議論できる。で、正直そこにしか自分の目線は向いていない。

もし仕事で「お前の設計がイケてない!」みたいに怒られることがあっても、設計をした自分への批判に悲しむような気持ちが湧かなくて、「じゃあどうやって設計見直そうかなー」って発想にすぐに移れる。怒られてショゲたり、ツラいって思った経験は無い。

では彼女の場合どうなのか?服の良し悪しは十人十色で、評価を定量的にしづらいんじゃないだろうか?

だから、彼女にとっての仕事の成功は「自ブランドのインスタフォロワー数」だったり「あげられる収益」だったりによって測定せざるを得なくなるし、上司からの怒られが「その服をデザインした自分への批判」に聞こえるんではなかろうか。

さいごに

実際、エンジニア以外のモノ作りをしている人たちの感覚はどんなもんなのか、答え合わせしてみたいです。

なんとなくだけど、立法とかはエンジニア寄りのプロダクト目線で、建築とか都市景観デザインはアパレル寄りのビジネス目線になりそう。で、製造はその中間になりそうな気がします。

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