見出し画像

わたしの、雨あられ、すぐ海、こうずい、遭難、おやすみ金曜

昔好きだった人と、話す時って、もうふぬけぬけさく、脱け殻みたいになったらさ、どこが好きだったんだ、もみあげも嫌いだから、壁としゃべってるみたいで、わたしも、ツーバイフォー工法かい、愛や慟哭が、一時しのぎの単なる東屋だった、シリコンラップくらいの分厚さで、いかがわしいときもあったのに、わたしは、ずいぶんな薄情もの。やれ、恋とは甘いため息を固めた菓子。へんなの、もうしらないやそんなもん、捨てたプラスチックごみの日
に。


今朝は、トラウマに関して、母と語る。家庭の不和が、トラウマになった、そういったところ、不器用な決裂につながり、悲しいまま道路をあるいて、靴擦れがいたい、脊椎もいたい、ぜんぶいたい、脇の下とか、みぞおち。おとがい、くるぷし、ささくれ、どんなメンタルヘルス。
傷をおったまま、それはお互いで、今じゃかすり傷ひとつでも、膿が広がる、なめると、くどいはちみつみたいな甘さ。そのままわたしは、母にいってきますといったけど、この容赦のなさが家族という共同体で、残酷で脆くて、しなやかなのだ。
家族の砦と、家族の蚊帳、家族の軽率と、家族の繭。

仕事は、昨日早寝して、少し脳がよろしくて、はかどる、でも、わたし、半分くらい話すのが苦手で、変に慇懃で、人になんかを説明するとき、苦手でいやんなる。

さてと、金曜日。

明日は家族のアレルギ検査、修学旅行のかいだし、もう一方の誕生日のいわいで、バイキングを予約した、だから、ハードで夜はバイト。ハードだ。すたあ誕生か。


家族の誕生日は、なんかギリギリになって考えても、なかなか思い付かず、今年はロールピアノにした。ひけないけど!

ポイント、ひけないのに、ピアノをプレゼントするのはなんやねん、でも、片言でも音楽かなんかと、対話してほしいなーーって思って、あとお菓子を少し。

ストレイキッズさんの、カムバック映像が公開されたようですが、みんなみんなで、揃って、鑑賞しようとのことで、まちぼうけてる。
どうしよう、どんなきもちこんなきもち。

小説を書きたいのに、時間と睡魔と誘惑と扇情と、もろもろしていて、早朝の眠たいのをなんとか克服して書けたらいいな。

わたしは、賞を受賞して、自分の本が誰かに読まれて、自分の本を本屋さんでみて、口蓋がめちゃくちゃになるまで笑いたい、顔をモップを絞ったみたいに、泣きたい、小説家の人って毎日どんな気分気持ち心持ち?有名な村上春樹さんや、角田光代さんや、平野啓一郎さんや、川上未映子さんや、同い年の町屋良平さんや、金原ひとみさんや、綿矢りささん、構文がおかしおけど、わたし、小説家になったらどんな気分。
聞いてみたい。町田康さんに。死ぬほど問われている、「なんで小説書くんですか?」聞いてみたい、歌う人に、作る人に、まぐわうひとに、幸せな人に、あんたらあんたさまら、あなたさま、殿方さま、おいこらてめえさん、淑女諸君、スーパーbeautifulビッチ、ご母堂に、乳母妾家事手伝い、公務員、海上保安庁のうみのおとこたち、おんなたち、人人、人非人、

わたしも生きてやる、誰かにきっと読まれるために書くし、書くために読むし、生きる。もののけ姫よりもタフに生きる。なんてこった。

 もっと書きたいけど語りたいけど、吐き出したいのに、バスがわたしをはきだすじゅんび、510で、さあ、降りるのだ。

仕事場で、老化について上司と語る。

年を取ることにたいして、シワや弛みが増えてよだれを垂らしたり、誤嚥したり、悲しいよね現実はーと上司が言った。

どんな立場でもそれぞれの己と対峙しているのねとおもってわたしは、「見たくないものに自分からどんどん近づいていってますからねー」

と、悟りのようなことを言ったけど、なかなか使えそうなフレーズ何て、うぬぼれて金曜が朽ちていく。

荷物が重すぎて、腰がバンして、スポして、よよいのよい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?