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うみに、惑う。

 もぐって、そこの、あんた、他人の性別ぶら下げた、そこのあんた、体のまんなか、どうかよう、お願いよう、もぐって、奥深く深海まで、真意を問いただして、わたしの壁という壁の、剥がれた塗装を刷毛で。
どうか、おねがい、潔白よりも、尊いもの、だってわたしの体は流星よりも美しいし、わたしの子宮に貫かれた、燃料炉であたためられた、人肌のやさしい鉄の棒。
そのうち海に、わたしの涙とか悲しみとかの液体が、放出され、公務員として分類されるやつらに、計測されるから。心配しないで、あなた、優しいあなた、わたし、彼らに、怨恨ない。
そんな、根に持つタイプではないし。
わたしの濃度は、わたしの思考によって変化するからつまり潔白、潔白とは、純真さの証ではないから、わたしは、あらゆる唯物を疑い、天と地とまぐわい、その胤、無神論者に踏みつけにされた、だから、わたしは、いつまでも、ひとりぽっちである、ね、。

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