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発達障がいについて改めて考える

こんにちは、AsianSTです。


最近は更新頻度がゆっくりですが、低空飛行で続けていきますので

引き続き、宜しくお願いいたします🙇‍♂️


今回は「発達障がいについて改めて考える」をテーマにお届けします!


ある発達障がいサイトに以下のことが書かれていました。


知的に問題がなかったり、すぐれた面がある一方で、対人関係の難しさなどに生きづらさを感じる人がいます
(できることと、苦手なことの差が大きい)。

→脳機能の発達が関係する生まれつきの障がいです。親の育て方の問題や本
 人の性格・努力不足ではありません。


学校という枠組みの中ではやってこられたという人も、社会に出て自主性を求められることが多くなると、うまく対応できないことが起きてきます。

→相談できる人やちょっとしたサポートがあれば、うまくできることが
 増えていきます。


発達障がいと診断されても「治す」ことはできません。特性を理解した上で、社会生活を円滑に送るための対処法を身につけましょう。

→同じ診断名でも特性や対処法は一人一人違います。オーダーメイド型の
 支援が必要です。


上に書かれている内容は、一般的に、発達の問題のあるお子さん達に対する模範回答であり考え方だと思います。


確かに生活する中で「面倒をみる、お世話をする」という観点からみれば、そういった考え方も必要なのかもしれません。


しかし生まれつきの障がい、と断定して、それ以上どうにもしようがない(治しようがない)と言っているようにも私には受け取れます。


確かに脳性麻痺のような、生後4週間以内に生じた脳障害が原因の障がいもあり、麻痺や知的な遅れなどがあったとしても発達段階に応じた改善を促していくことは可能な訳です。


神経発達症を脳性麻痺のような、生まれついての脳機の問題が原因で生じる特性、と言われると少し違和感があります。


なぜなら生活の中で生じてくる子も多いと考えられるからです。

数はと言うと、脳性麻痺は大体1000人に1,2人、神経発達症は20人に1人
くらいと言われています。


私個人の意見ですが、20人に1人が生まれついての脳機能の問題がある
とは考えにくいと思っています。


発達は、触覚であれ、固有感覚であれ、平衡感覚であれ、お子さん自らが能動的に獲得していくものですが、そこに生活環境によってお子さんが受け取る様々な刺激や経験の違いが、それらの獲得に影響を与えると考える
のが自然だと思います。


感覚刺激がないと 脳も身体も発達していけませんし…。


先のサイトに書かれている言葉に話を戻しますが、発達障がいは治らないから生きやすくするよう、好きなこと、得意なことを伸ばしてあげたり、サポートしたり居場所づくりをしていきましょうということを言いたいのだと推察します。これは生活の場で必要なことだとは思います。


しかし、発達障がいの子、それぞれの本質的な問題に踏み込んでいる訳ではないので、問題が残ったまま大人になっていき、その子の特性に合わせた
対応をしましょう、となるのだと思います。


今回、私が言いたかったことは、こういったサイトで、脳の障がいというワードをみて最初から改善することを諦めてしまう親御さんが出てほしくないという思いがありました。


また、改善のためには、親御さんの力が必要ということです。専門家に任せきりでの改善は難しいです。


発達段階のどこに問題があるのか、発達の何をとばしてしまっているのか、どんな活動が適切に能動的な発達を促す契機になるのか、を考えることは課題であり、私自身も学び続けていることです。


それでは、今回はここまでにします。今回も最後までお読みいただき
ありがとうございましたm( _ _ )m

また次回お会いしましょう(*^▽^*)!





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