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中学進学準備でやっておくと良いこと

1:その学校の評価基準を知る

最初にみなさまやられることが色んな教材を買い漁るということをやります。もしくは通信教材や塾を検討に入ります。
でも一番最初にやらなきゃいけないことは「情報」を集めておくことが一番大事だと思っています。
情報の集め方は先輩の保護者さんだったり、お友達だったり、塾から情報を得るなど色々あると思います。
「進学する学校は英語の進度早いみたいよ」とか「美術はなかなかいい成績取らせてくれないみたい」など学校の特徴が出ていきます。
中には定期テストはなく、単元テストのみで成績をつけますという学校もあります。
学校の良し悪しではなくあくまで特徴です。
情報をしっかりと掴んでおくことをおすすめします。

2:学校のプリントをいかに整理させるか

小学校時代からプリントなどを無くしがち、捨てがちな方はどうすれば整理できるかを先に考えておいた方が良いと思います。
理由は「定期テストで授業のプリントが出る」「学校で提出するものをなくすことを防げる」の2点です。
学校の先生がファイリング用のものを用意してくれる優しい方もいらっしゃいます。ただ自己管理になっているところが多い印象です。
あとは宿題の未提出で成績が下がったりすることはザラに起こるので、本当に注意が必要です。
過去の生徒さんでテストで100点を取っても成績が最高にならなかったことなど沢山あります。(授業態度や提出物など不確定な要素は沢山あります。)
整理が苦手な方は「整理できる仕組み」を構築しておくことをおすすめします。

3:中学進学後の時間をイメージする

ここがが親子ともにギャップを感じやすいところなのかもしれません。
親→1日2時間ぐらい勉強してほしい
子→自由に使える時間は1時間半しかない
まずこの時点で色んなものが破綻していることに気づかなきゃいけないです。
自由な時間が1時間半なのに2時間なんて無理だろ!って話です。
願望はあって良いと思いますが、現実的がどうかは考えないといけません。
まずは1日の予定を見て、実現可能かどうかを考えることをおすすめします。
そこで睡眠時間を削るなどはしないほうが良いです。
中学1年生の最初は体がその生活に慣れていないので疲れやすいです。
スタートダッシュをさせすぎることは気をつけましょう。
あとは必ず余白を作ることもおすすめします。
大人でも休息がないとかなりきついはずです。
でも対子供になると見境なくカツカツの要求をしてくる保護者さんもいます。
親ができないなら子もできません。
余白は大事です。

4:予習より復習

これは賛否両論あると思います。
予習で学校の勉強を復習にすることも当然大事ですし、やれると最高だと思います。
学校の授業で頭に残っていればの話ですが。
人間の記憶は古いものから上書きされてしまうので、意識しないと残ってません。
定期的に復習していくことをおすすめします。
あとは定期テストの範囲が出てから詰め込み式で勉強する生徒さんが大勢います。
範囲がわからないので確かにその方法しかないように感じますが、中1のスタートは違います。
4月からやってるところがテスト範囲確定です。
それ以外から出てきたら詐欺です。やってないのに。。。
なのでやっていることを着実に定着させていくことに力を注いだ方が結果には出やすいと思います。

5:できればやっておくと最高

これはやれたら最高だと思うものです。
「英語の教科書のQRコードを読み込んでリスニングと音読をする」です。
理由は沢山ありますが、最近の入試の傾向的にリスニングの配点が高くなっています。その反面リスニング対策している人は皆無です。
ということは個人の能力勝負になっている状況です。
それに中3で気づいてもほぼ手遅れになってしまうので、先んじてできる限りの対策をした方が良いと思います。
よく別な教材を購入される方もいますが、教科書準拠で使った方が定期テスト対策にもなるので、おすすめです。

中学進学準備はお早めに

大半の子は中学生になってから色々準備しますが、小学生段階で準備する子はします。
その段階で3・4ヶ月の差がついたものを巻き返すことはほぼ不可能です。
スタート時期は早めた方が時間の恩恵を受けられます。(複利の考え方)
これはお金だけでなく学力でも言えると思っています。
早い段階から準備していれば仮に間違った方向に向かっていたとしても修正できます。
まだまだ細かくやった方が良いことはありますが、それは別の機会で書いてみようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます🙇

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