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疲れた

まえがき

こんばんは。お疲れ様です。
れは僕が落ち込んだ時に書いた文章です。
それでは始まります。


疲れた

アパートの一室。その言葉だけだった。それ以外はなんとも。僕は人前で本音を見せなかった。
苦しくても何があっても、呟くだけだった。何されてもどこに行っても。独りの場所で
ぽつりと。

疲れた

その言葉の重みは何グラムだろうか、何キロか、いや重さではそもそも表せないか。
人としゃべらないから、僕のたどたどしい会話はどこかいびつで。
人は褒めても自分はピエロみたいで。そもそも褒められることは少なくて。
ただ一つ言うとしたら。

幸せになりたい。普通に生きたい。後悔ばかりはいやだ。お金が欲しい。友達、愛する人が欲しい。幸せになりたい。独りは寂しい。 ひとつだけにはおさまらなかった。
いつか不幸とかストレスの数値が測れるものが出来たら、上位入賞できるかな。
そんな冗談に聞こえない冗談を思いながら

疲れた
独りの部屋で呟いた。

あとがき


みんなそうだけど、落ち込むこともあります。
それでも、みじめでも、何とかして、
その暗い部分も形に残したいですね。


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