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バーベキュー

ある夏の日、まだ中学生だった私たちは、夏休みを満喫するためにバーベキューを計画しました。

一緒に集まった同級生たちと共に、私立病院の駐車場をバーベキューの場所に選んだ。

街の噂では私立病院にかかると健康な人間も生きては戻ることがないらしい。

私たちは、建築資材のブログで炉を作り、病院の側溝の鉄の板を取り外し、そのまま肉を焼く鉄板として使用しました。

食材は皆で持ち寄り、楽しいひと時を過ごしたのだ。

夜になり、暗闇の中でバーベキューを楽しみました。一つ一つの食べ物が何かはわからなかったけれど、美味しく味わった。

誰かが言った「肉に骨があるやんけ」との声も聞こえたが、私たちはそれほど気にせず、お腹いっぱいになるまで食べ続けた。

花火もした。

満足した後、私たちは同級生たちと一緒に病院の駐車場から場所を変え中学校のプールに向かった。

#夏の夜

真夏の夜、全裸で皆んなとプールに入ることは、中学生にとっては特別な楽しみだ。

しかし、その楽しい時間も長くは続かず、遠くからパトカーのサイレンが聞こえてきた瞬間、私たちは驚いて一斉に逃げた。

友人たちと一緒に逃げる中、一人だけがプールに潜り、息が続かず補導から逃れることができなかった。

しかし、彼はその後、警察署から親に引き取られ帰宅した。

翌日、私たちは再び私立病院の駐車場に集まった。すると、側溝の鉄の蓋の塗装が剥がれていることに気がついた。

驚きの声が上がった。私たちが思っていたよりも、実際には鉄板の上で焼いた食材ではなく、塗装を食べてしまっていたのだ。

一方、プールに潜った彼の勇気と冷静さに敬意を抱きつつ、私たちは昨夜の出来事を振り返っていた。

彼はなぜプールに潜る選択をしたのか、息が続かないことを考えなかったのか。

中学三年生という特別な時期を共有し、思い出に残る夏の一夜であった。

私たちにとって、この出来事は忘れられない思い出となった。バーベキューの楽しさ、驚き、そして友情の大切さを、この夏の経験を通じて深く感じることができたのだ。

さらに私立病院の駐車場で焼肉したこと、夜中に学校のプールに全裸で泳いだことは反省すべき若気の至りだった。

理科の先生が言っていた「マイナスとマイナスはプラスになる」しかし、「バカとバカが群れると大バカでしかない」

このような想い出深い夏の出来事は、もう二度と過ごすことはない。
…と思っただけだ。

バイオレンスな夏は、まだまだ続いた。

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