リンハマ

体調が悪い? さるのこしかけを煎じて呑みなさい。

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アリクイどもを黙らせろ 週刊少年マガジン原作大賞

あらすじ 世界一の殺し屋であるジソウ・メクルには夢があった。それは普通の高校生になって、可愛い彼女を作ること。だが殺しの日々を送るメクルに、そんな一般人の日常を過ごせるわけがなかった。 一方弟のジソウ・コナカにも夢があった。 それは世界一の殺し屋である兄のメクルを殺し、自分が世界一の殺し屋になること。 そんなある日、コナカがアリを食べると、コナカはアリクイになっていた。 そしてメクルとコナカは、アリクイと人が暮らすアマアリ島に転送されていた。 アリクイは凶暴かつ不死身

    • アリクイどもを黙らせろ 第三話

       目の前にアリクイがいたーー。  比喩でも何でもない。顎が長くて丸い耳がある、あのアリクイだ。  アリクイは、昔動物園で見たことがある。俺は耳も目も記憶力もいい。一度見たことは確実に覚えられるから、見間違いではない。  ただ普通のアリクイではなく、頭部の部分だけがアリクイなのだ。だから厳密に言えば、アリクイ人間だ。 「さすが兄ちゃん、これでも無理か」  ヒュルヒュルとナイフを元に戻す。あの赤い紐はアリクイの舌だったのだ。 「……ちょっと待て。なんだおまえ?」 「

      • アリクイどもを黙らせろ 第二話

        「兄ちゃんを殺すことだ」  コナカはそう言うと、拳銃を手にした。  銃口を向けるが、俺は特に何もしない。  パスッ、パスッっという乾いた音が響く。特殊なサイレンサーが付いているので、ほとんど音がない。住宅街でも平気で撃てる。  銃弾は、すべてあさっての方向に飛んでいく。  ちっとコナカは舌打ちをすると、拳銃を捨てた。懐からナイフを出して、襲いかかってくる。  コナカがナイフを横なぎにする。あくびが出るほどスローだ。俺は少しだけ下がって、鼻先ギリギリでかわす。コナカ

        • アリクイどもを黙らせろ 第一話

          「てめえ! 金がないだと。ふざけんな」  はきだめみたいな繁華街の路地裏で、下卑た声が轟いた。黒ずんだビルの壁に音が反響し、ワンと耳鳴りがした。でかい声を出す人間にろくな奴はいない。声量とは人柄だ。  俺は、声の主を見た。  金髪の坊主頭で、鋭い目をしている。ブランド物のスーツを身にまとっているが、まるで似合っていない。俺がデザイナーだったら、二度と着るなとひっぱたくだろう。  坊主頭の前では、女がさめざめと泣いていた。薄い赤いドレスで、胸の谷間を強調している。 「

        アリクイどもを黙らせろ 週刊少年マガジン原作大賞

          ドラゴンガール 週刊少年マガジン原作大賞

          いじめられっ子の高校生・羽曳野龍。 彼は同級生の戸井中銀太から執拗ないじめを受けていた。そんなある日、龍は喋る美少女フィギュアと出会う。 そのフィギュアの名はドラゴン。 ドラゴンは五十年前に活躍した映画スターで、最強の武術家と呼ばれていた。そんなドラゴンは五十年の時を経て、美少女フィギュアに転生した。 ドラゴンは龍に憑依し、自在にその体を操ることができる。ドラゴンが乗り移った龍が、銀太の手下を一撃で倒したことから、龍の運命が大きく動きだす。 ドラゴンと龍の最強の道が始まった。

          ドラゴンガール 週刊少年マガジン原作大賞

          ドラゴンガール第三話

          ドラゴンガール 第3話 ・登校風景  生徒達がぞろぞろと歩いている ・龍 歩きながら考えている 龍「……」 ・回想 ドラゴンが威風堂々と  ドラゴン「俺様の名は       ドラゴン」 龍NA(昨日のあれは      本当に現実だった     のかな?) ・栄春があらわれて 栄春「龍」   「おはよう」 テロップ『河内栄春』 ・栄春 龍を覗き込む  龍 慌てて 栄春「何    ボーッとしてんだ」 龍「栄春   びっくりさせんな」    「なっ    何

          ドラゴンガール第三話

          ドラゴンガール第二話

          ドラゴンガール 第2話 ・龍 尻餅状態で驚いて 龍「フッ…」    ・ドラゴン  →バストショット 龍「フィギュアが…」 ・ドラゴン 腕組みをして堂々と(ドン) →全身ショット 髪の毛をお団子にした中華風美少女。 胸の谷間を見せて、スリットで生足が見える。 チャイナドレス。 龍「動いた!!!」 ・龍 ハッとして(ハッ) ・龍 首をブンブン振って(ブンブン) 龍NA(ない      ない)    (車に轢かれかけて     絶賛パニック中     なんだ)

          ドラゴンガール第二話

          ドラゴンガール第一話

          ドラゴンガール 第1話 ・子供の龍 NA(俺が子供の頃)       (父さんが    こんな話を      してくれた) ・龍の父 →眼鏡をかけて優しい温和な中年男性 →合気道の道着と袴を着用。 父「龍」    「父さんには   憧れの人が   いたんだ」 ・ドラゴン シルエット NA(父さん曰く    その人物は伝説の    アクションスター)   (勇敢で    たくましく     何より) ・ドラゴンと  倒れている複数の敵(バン) NA(強かった)

          ドラゴンガール第一話