新型コロナに感染して考えた。ふだんと緊急時でフリーランスにできる2つのこと
ついに新型コロナに感染してしまった!
2019年から気を付けてきた新型コロナウイルスに、ついに感染してしまった。
身内を新型コロナウイルスで失ったこともあり、継続して気を付けてきたが、ついに。
38度を超える熱と頭痛は、発症から4日目にはおさまったが、これは短い方だったらしい。
味覚と嗅覚にはまだ異常がのこっていて、さっきのつぶやきにも書いた。
まだしばらくは、つらい状況が続きそう。
無理をすれば働けないわけではないが…
仕事をするのには、困った。頭痛がある中で法的に矛盾のない文章を作るのは、つらいものがある。
フリーランスのあなたは、こんなときどうしますか?
頑張って仕事を続けますか?
たしかに、どんな時でも仕事を仕上げてくるタフネスぶりは尊敬を勝ち得るかもしれないし、お客さん信頼を勝ち取ることになるかもしれません。
だけど、私は、自己犠牲の精神でそれを苦痛にうめきながらイヤイヤやってほしくありません。
もっとフリーランスには、文字通り自由に働いてほしいと願うからです。
そのため、疾病時のような緊急時にできることを2つ挙げてみます。
お客さんに相談してみよう
まずは、お客さんに相談することを勧めます。
お客さんに相談できないまま、無理をする人が多い。
昔の私のように、お願いすることに慣れていない人は特にそうですが、甘えたことを言うと評価を下げてしまうんじゃないかと勝手に予測して勝手にあきらめる人が多いです。
事情を説明して、待ってもらえないか、お願いしていみましょう。
ひょっとしたら、待ってもらえるかもしれないし、それが無理でも、条件を変更してもらえるかもしれません。
私は待ってもらえました。あなたも相談してみるといいですよ。
代わりに仕事をしてくれる人がいないか探してみよう
フリーランスの人は、特殊な仕事をしています。
代わりが利かないことこそが存在意義なので、いざ変わってほしくても、なかなか他に頼める人がいない。
かくいう私の仕事も、行政書士の中で少し特殊で、同期でやってくれる人を探すのは難しい。
前職のフリーランスエンジニアだったときも、ソースコードを人に渡すなんてできないから、結局一人でやるしかなかった。
しかし、いくつかの仕事があって、協力してもらえる部分があったら、ぜひ相談してみましょう。
休めるときに休める体制づくりを、ふだんから
緊急時には待ってもらうか、代わりの人を探すくらいしか対策がないですが、もう少し長い目でみると、いろいろ用意ができそうです。
ふだんから用意しておけることにはどんなことがあるでしょうか?
急に働けなくなった時のためにフリーランスが備えておくべきこととしては、次の2つのことをあげます。
お金の用意
受注産業をメインの稼業としている場合、働かないことにはお金が入りません。
療養期間が延びると、その間の収入が減ることは不安です。
万が一のために倹約し、預貯金を増やしておくことは大事ですが、預貯金がなくてもお金を借りる方法があります。
フリーランスにとって、一番お金が借りやすいのは、中小機構の小規模企業共済ではないでしょうか。
小規模企業共済に加入するメリットは、ほぼ審査なしで、条件によっては即日で借りられることです。
ただし、誰でも借りられるものではなく、加入者として毎月掛け金を支払う必要があります。
この記事は借り入れを推奨する記事ではありませんが、小規模企業共済に加入すると掛け金が非課税になり節税もかなりできます。セーフティーネットとしてお勧めです。
ワークシェアリング
先ほども書きましたが、フリーランスにとって一番のネックは、もしもの時に仕事を変わってもらえないことです。
キャリアを積み、仕事の規模が大きくなるにつれて、当然ながら、責任も大きくなっていきます。
代われる仕事と代われない仕事があるかもしれません。
それでも、代わってもらえる仕事は少なからずあるかもしれません。
少なくとも部分的に手伝ってもらえるかもしれません。
そんな仕事をお願いできる人脈を作っていく必要があります(私も、あなたもね)。
フリーランスにとって、どのようにして人を集めたらいいのでしょうか?
私がお勧めするのは、勉強会をすることです。
自分の仕事の勉強会を開くと、興味を持った人が集まります。
その集まった人は、お仕事を頼む候補者にもなります。
ただし、ここで大事なのは、来た人ならだれにでも仕事を頼んでいいわけではないということです。
少しだけ仕事を頼んで、仕事の仕方や理解力を確認するなどして、慎重に進めます。
私はこれで大失敗して体調を崩してしまったことがあります。
簡単な仕事でも、誰もが簡単にできるものではありません。
人選は、くれぐれも慎重に。
慌てないような準備をしておこう
フリーランスは、長くやれるスタイルを作り上げないと、苦しいだけです。
長くやれるスタイルを築きましょう。
特別難しいことをやる必要はなく、今の状況で、出来ることをやってみてほしいと思います。
いろいろ書いたけど、お客さんに相談できる環境を作ることが、人によっては一番ハードルが高いかもしれない。
けれど、マイペースで仕事を続けるには身に着けてほしいスキルです。
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