苦しみもがいた1月
わたしは音楽がとても好きである。
今もギターを弾き終わった指でキーボードを打っているので、キーボードがとても柔らかく感じる。
わたしは結構、好きな曲ができるとずっとループして聞き続ける癖がある。
月ごとにプレイリストを作ったら面白いかなと思って先月、今月とプレイリストを作ってみたのでここに記しておく。
1月プレイリスト
水平線/back number
アヤノの幸福理論/じん
ガーデニング/豆柴の大群
ソラニン/ASIAN KUNG-FU GENERATION
誰かの神様になりたかった/Hakubi
灯/Hakubi
最終回/yonige
死神/大森靖子
結構 ”いかにも" なプレイリストだと思う。
個人的に思い入れのある曲も多いので、少し文を添える。
1.水平線/back number
こちらはとても有名な曲だと思う。Youtubeのコメント欄で「もっと伸びてほしい」というコメントの返信に「もう伸びすぎてびよんびよんだと思う」というコメントがあるのがとても好き。
コロナが流行って、人とのかかわりが希薄になったころにできた曲だと記憶している。
個人的にすきなのは2番の歌詞
透き通るほど淡い夜に
あなたの夢がひとつ叶って
歓声と拍手の中に誰かの悲鳴が隠れている
耐える理由を探しながら
いくつも答えを抱えながら悩んで
あなたは自分を知るでしょう
昔、吹奏楽部に入っていた時がまさに歓声と声にならない悲鳴の応酬だったなと思う。
誰かが1番になれば、他の誰かは1番になれなくて。それは当たり前なんだけど、やっぱり全方面に気を遣える人でありたいなと思う。
逆に1番になった時、どうしたらいいのかよくわからないけれど。
耐える理由ってとても難しくて、仕事が大変だとおもったときに耐える理由を見つけることができれば、やっぱりどこまでも前向きになれるし、自分のゆるぎないものが見えるのかな、と時期も合わさって胸が熱くなるね。
2.アヤノの幸福理論/じん
これは結構前にニコニコ動画かな？で流行っていたカゲロウプロジェクトの曲である。
わたしは本も漫画もアニメも見ていないので、楽曲とか解釈を見て楽しむ程度の浅さではあるんだけど、これはアヤノという少女が大切な人を助けるために死ぬしかなくなっちゃって…という曲。
死ぬほど大切ってよくいうものだけど、実際は結構難しいよね。
守りたいもの守らなくちゃって必死な気持ちに感情移入しちゃって、わたしも頑張らないとなあと思うし、こころが少し落ち着いたりする。
3.ガーデニング/豆柴の大群
わたしは根からアイドルが好きで、最近は豆柴の大群さんの曲をよく聞いている。
ここの事務所は結構頻繁にインタビューをしてくれているので、作詞者の気持ちがわかるのが嬉しい。
母親も父親も、わたしにすごく期待してくれているけど、わたしってそんないい人間じゃなくない？って結構な頻度で思う。
でもきっと自分には自分の良さがあって、人には人の良さがあって。
なんか月並みなんだけど、すこしずつ前進していこうってとても前向きになれる。
4.ソラニン/ASIAN KUNG-FU GENERATION
この曲は浅野いにおさんの漫画から生まれた曲である。
わたしはあまり漫画を読む習慣がないので漫画を読んだことは無い。
曲としては、バンドを始めたての人に練習として薦められやすい曲、というイメージだった。
この曲は歌詞もすきなんだけど、ギターの音がとてもすき。
あとコード進行も。
なんとなく真夏に扇風機だけでだらっと寝転んでいるイメージで、夏の終わる悲しさや寂しさを感じさせるなーと思う。
5.誰かの神様になりたかった/Hakubi
わたしの中のド定番。辛い時は毎日聞いていた。
正直歌詞は全部いいんだけど、特にすきなのは二つ。
今もまだ子供の頃愛されていたあの子の真似をして生きている気がするんだ
あなたを言い訳に笑ってたい あなたを言い訳に泣いてたい
あなたを言い訳に揺らいでたい あなたを言い訳に歌いたいのさ
そのまた昔、本音を言うことで嫌われてしまったことがあった。
そのときに「愛される人になりたい」っていう思いはだいぶ拗らせてしまって、今では本音の言えない大人に…とほほ
愛される人って愛想がよくて笑顔で。だから自分もそうなろうって思って疲れて、でも真似しないとなっていう気持ちがやまないんだよね。嫌われる勇気を持ち合わせたいな。
わたしは結構、「誰かのためなら頑張れる」精神を信じてる。
だから、こう笑う理由になって、泣く理由になって、っていうそういう人がいたらやっぱり生きる意味を見いだせていいよねって思う。
6.灯/Hakubi
この曲は2分にも満たない曲で、AメロとBメロのみで構成されているような曲である。
メロディーがとにかくすき。いきものがかりさんの『コイスルオトメ』に似ているんだけど、とにかく耳に残って心地いい。
真っ暗な暗闇を一人明かりもつけずっていう歌詞が、とっても落ち込んでる時のわたしだなーと思って感傷に浸れる。
7.最終回/yonige
これはもうyonige史上最高の曲だと思う。
武道館のときのライブ映像がYoutubeにあるのも最高と言わざるを得ない。
この曲は、先輩の引退ライブでドラムで演奏させていただいた曲で、とても思い出の曲。
なんとなくアンニュイな雰囲気がもう本当に大好き（語彙力）。
多分音程の幅がすきなんだと思う。
歌詞ももちろんすき。
特に一番すきなのは
愛だの恋だの目眩がするわ
という部分。
なんか、うまく言葉にはできないんだよな。
でも終わりにしたいけど終わりにできないことって世の中にたくさんあるじゃん。そういうことなんだよな……
8.死神/大森靖子
この曲は昔部活の同期が弾き語りをしていてしった曲。
もちろん普通に聞くのもMVもいいんだけど、ライブ映像が一番 "いい" と思う。
MVを見るとたぶんわかると思うし、コメント欄を見ればわかると思うけれど、この曲は自殺に関連する事件がモチーフになっている。
サビの歌詞がやっぱり一番よい。というか天才？
川は海へとひろがる 人は死へと溢れる
やり尽くしたかって西陽が責めてくる
かなしみを金にして 怒りで花を咲かせて
その全てが愛に基づいて蠢いている
これもうまく言えないけど、全部そうだよなって思う。
あー死にたいなーって結構思うけど、でも世の中には愛で溢れてるし、みんな生きているし、命ばっかりで疲れるんだけどそれが一番うれしくて愛すべきことなんだよなと思う。
おわりに
珍しくたくさんかいてしまった。
世の中にはいい曲が無限にある。
すてきだー。
どんな曲も必死に生きようともがいているからだいすきだし、わたしも必死に生きようと思う。
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