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朝の十分作文✏️喫茶室にて

喫茶店には
お世話になりまくり。

本を選んで
喫茶店に持って行くから
家より集中できる。
他の本が気になっても
持っていないのだから
見ようがない。
電子書籍だったらば
これ、出来ちゃうなと今気づく。

📖☕️

店内がうるさい時のために
イヤホンは必携だが、
周囲の会話に耳を傾けてみると
収穫があるのも
お外ならでは。

たまさか昨日も
そんな人々に出会った。

📖☕️

お隣のおされな
おばあさん二人。
ファッションに関して
お話し中。

子供が小学校を卒業された頃、
日本に三着しかないと言われ
喜んで買った
ステキなスプリングコート。

「伊東の旅行に着て行ったらさあ、
おんなじコート着ている人と
バッタリ出くわしちゃったのよ!
日本に三着なんて、
嘘バッカリ!!」

百年くらい前のことを
プンス、プンスと
まだ根に持っていらっしゃる様子が
とてもかわいらしかった。

ホントはもう、
怒ってないのかもしれない。
ネタとして、演技して
披露されたのかも。

📖☕️

私だったら
一瞬ひるんだ後、
「日本の人口分の二」の
奇跡の出会いの記念に、
話しかけちゃうな。

運命じゃないか!

でもその方は
店員さんの
セールストークを疑った。
私は騙され易いのかもしれない。

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