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元ラーメン屋店員のうんちく。

今回、Memeimeestudio(メイミースタジオ)が話をするのは、福岡の豚骨ラーメンについて語りたいと思います。


豚骨ラーメンといっても種類が豊富なんですが、やっぱり福岡といえば長浜ラーメン博多ラーメンだと思います。

長浜ラーメンの特徴は、あっさり系のスープ。
博多ラーメンの特徴は、こってり系のスープ。

麺は、細めんストレート。

最近では、ラー麦(ラーメン専用小麦)を使用した麺が支流になっています。

僕が20代の頃は、福岡の中央区長浜に行けばラーメン一杯450円、替え玉は一玉50円、セットメニュー(ラーメン・餃子・小ライス)で650円が、相場でした。

最近では、300円代のラーメン屋も多数ありますが、何故300円代の料金で経営できているのか不思議に思いませんか?


答えは、簡単です。



レトルトスープを使っているから。



僕が昔働いていたラーメン屋では、裏で寸胴にお湯を沸かしそこにレトルトスープと少し豚の骨を入れて炊き込み豚のラードをスープに入れミキサー(建築現場でセメントを作る時に使用するもの)でラードとスープが、完全に混ざりあわせたものを裏から持ってきてお客さんに出してました。
豚骨ラーメンは、スープに1%でも、豚の骨が入っていれば豚骨ラーメンだと言えるのでレトルトスープを使用した豚骨ラーメンが、結構出回っています。


正直レトルトスープも美味しいのですが、身体のことを考えるなら無しです。

中には添加物と香料など発癌性物質が、分段に使われていますし麺の小麦に入っているグルテンと重なって腸内環境を劇的に悪くします。

じゃあ何故そんなレトルトスープを使うのか、それはコストカットが大きく関わっています。

それとは、別で2009年6月から始まった飼料安全法も大きく影響しています。

それまでの家畜の餌は、結構残飯など色んな物を家畜に食べさせていたので発育が、かなりよく出荷する時には大きく豚の骨の密度もかなりの物でしたが、法律が変わったことにより家畜に与える餌がとうもろこしを中心とした物に変わり発育が、なかなかしずらい状態になりました。(とうもろこし事態も遺伝子組み換えのとうもろこしですし餌事態にも添加物を使用しています。)

それまでと同じ量の豚の骨を入れても昔と同じ味のスープが、できるのが難しく味の素や添加物を入れて味を調整するお店が増えコストがかかるためレトルトスープを使用するお店が増えてきた裏の事情もあります。


できれば、福岡で豚骨ラーメンを食べるのならちゃんと骨からスープを造っているかどうかを調べて食べるようにして頂ければ福岡の自慢のラーメンが、堪能できると思います。


今回の話しは、以上になりますが福岡のラーメンの話しをもっと知りたいと感じたら嬉しいです。


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