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大井川鐡道の旅

2月末でしたが、
浜松~大井川鐡道の旅に行ってました。

大井川鐡道は、
土砂崩れにより線路の一部が損壊。
全線の運行ができなくなりました。

一部区間だけSLが走り、
不通区間をバスで移動します。


大井川はとても大きくて水量の多い川です。

車窓から


東海道を歩いたときには、
もっと下流の島田市に
「大井川の渡し」(大井川川越遺跡)が
ありました。

今回は島田市よりはるか上流の
奥深くまで行っても、
水はとてもきれいで豊かでした。

よくテレビの旅行番組で見かける
大井川湖上駅も旅の目的の1つ。
水の色がなんとも言えない美しい色で
心が洗われる日本の風景でした。

鏡のような水面


こころ豊かな旅の仲間たち

私の旅の仲間は
12人前後で平均年齢74~5歳くらい(笑)
皆さん、めっちゃ元気です。

…う~ん、皆さん元気…といいますか、、

・胃がん寛解後、
 また再発し胃を2/3切除した80才の男性。
・肺がん寛解後、
 胃がんを再発した76才男性。

・舌癌ステージ4だった女性は、
 9回の抗がん剤を断り覚悟を決めて
 「愉しむ」ことを優先したら、なんと!
 舌癌が消えて、ドクターもびっくりした、
 という80才の女性。

・乳がんを再発し全摘手術し、腕が浮腫むため
 サポーターが欠かせない73歳の女性。
・心臓のバイパス手術や、腰をわるくして
 歩くペースが遅くなってしまった74才女性。

みんな病気を抱えています。
ですが、みんな飲みます(笑)

よく歩き、よく学び、
よく飲み、よく食べ、よく笑い。

みんな集まると楽しくて、お酒もすすみ
くだらないことで、みんな大笑いして。
歴史にも詳しいので、尊敬しています。

浜松城は別名 出世城


アラカンの私が一番若い(笑)
(それなのに、一番体力がない…)

私は、世間ではもう第一線から引くような
年齢なのに
この仲間内では、頼りにされているので
いつも企画運営・まとめ役、
旅のサポーターです。

こころ豊かな老後には…


動ける身体は大事
お金もちょっとは必要
あと大事なのは、
一緒に楽しめる仲間たち。


この仲間たち其々がすごいところは
この旅の会だけじゃなく、
別の趣味や楽しみをいくつも持っている、ということ。

それが「生きがい」になっていて
楽しい忙しい、と目がキラキラしてます。


次の楽しい旅を企画して、日程を決める。
その日を楽しみに、また日々を過ごしていく。

次の約束があるから
がんばれます。

尊敬する老後の過ごし方

つらいことも、悲しいことも苦しいことも
この人生にはたくさんあるけど
それと同じくらい、
楽しいこと嬉しいこと幸せなことがある。

年上の仲間たちが、私におしえてくれます。
人生の少し先を歩いている仲間たちには
私はまだまだひよっこかもしれない。

くよくよ考えてグチグチしているより
外にでてごらん。

花が咲いてる、風が吹いている、
緑の葉っぱがきれいだよ
雲が流れてる、空が広い、雨のにおい、
土のにおい、草のにおい

流せ流せ、という。
もっと楽しいことがあるよ、
幸せなことがあるよ、と。

ついぐちぐちしがちな私を
ありのままの私を受け止めてもらえて
この仲間と一緒にいる時が、とても居心地よく
私にはとてもありがたい仲間たちです。

あと何回、一緒に旅ができるだろう。
今回が最後かな、
次は行けるかな、と思いながらも
また次の企画を考えます。

「次の約束」のために、
また一緒に旅ができるように。

じつは私、
SPEED「White Love」の
このたった一つのフレーズが
頭からずっと離れないのです。

「次の約束が あるから生きていけるよ」

確かにその通り、と
当時、妙に納得しました。

旅は好きです。

日本の歴史にまつわる地域や場所を訪ね
いろいろな場所に赴き、
忘れられない思い出になっています。

一昨年の秋には、天草・島原の旅。

昨年6月には、五島列島の旅を企画したものの
幹事の私は母の容体悪化でキャンセル。
他の仲間たちには行ってもらいました。

そして昨年10月には、広島の竹原・鞆の浦の旅
この2月には、
浜松で大井川鐡道と井伊家の菩提寺龍潭寺の旅
次回は9月。高千穂の旅です。


沖縄にもこの仲間たちと
過去に4回くらい行きましたが、
ビーチには一度も行ったことはなく…(笑)
琉球王朝の歴史を巡っていました。

こんなこだわりのある旅が好きです。


✥昨日よりも今日
 またひとつ笑顔をふやしましょう!

最後までお読みいただき
ありがとうございました。


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