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そうして走るようになった④

シューズ編の最後は

asicsのS4である。 


(何だかシューズレビューみたいになってきているが、大体書きたいのはランニングによって変わった私の思いや生活について。次回からまた本編に戻ります。)


こちらはフルマラソン4時間切りを目指すランナーのために開発されたシューズ で、
[ Speed, Stability, Safety, Sub 4 ] の
4つの "S" にこだわったモデル。

とのこと。

そもそも、私のレベルではフルマラソンなんて夢のまた夢なのでエントリーする気は今のところない。
しかし、一足くらいレース用のシューズを持つのも良いのでは、と思い切って購入したのである。

届いた箱を開けてみると、まぁそれはそれは絵の具臭がした。
新品のアクリル絵の具を開けたときのあの匂いである。


そして履いてから少し歩いてみる。ん??
妙な感じである。

歩くたびに前に「パタンパタン」と畳み掛けるように足が運ぶのだ。違和感がすごい。
こりゃ大丈夫かな??
少し心配になる。


そこで今度は走ってみると、その理由がわかった。走ると、前への推進力がかなり高く、勝手に足が動きを止めないような感覚があるではないか!

やはり、ランニングに特化したシューズはすごいと関心する私。

さらに、試しに3kmだけ走ってみたところ、これまたびっくり。そんなに頑張っていないのにキロ5分10秒台が出たのである(いつもはキロ6分前後がちょうどいい)。



これはいい買い物をしたと思ったのも束の間、しばらく使い続けること数日、少し足を痛めるようになってしまった。
やはり慣れるまではなかなか難しいのかもしれない。

とはいえ、良いシューズであることには間違いない。お値段もそこそこしたこともあり、無駄にしてはいけないとそれまで以上に私はランニングへの意欲を高めていこうと決意したのである。

続く

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