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介護食レシピ「サバ缶そぼろ」

味付きのサバ缶を煮詰めてそぼろにしただけの料理とも言えないような簡単な一品です。忙しい介護生活の中では、こうした簡単なおかずをいくつか知っておくととても役に立ちます。

このサバ缶のそぼろはご飯にとても良く合うのですが、京都府の京丹後市網野町では昔からこのサバ缶で作ったそぼろを祝いの席などで供されるばら寿司のトッピングに必ず使います。

実は私の実家でも同じくばら寿司には必ずと言っていいほど使っていましたので、これが京丹後市地域独特の事だとはほんの数年前まで知りませんでした。
とても簡単ですし冷蔵庫で日持ちもします。そのままご飯にのせて丼にしても美味しく食べられますので、是非トライして下さい。

★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclub」に掲載しています。

材料:2〜3人分 調理時間目安:10分

材料

  • 鯖缶(煮付け)… 1缶(200g)

  • みりん…小さじ2

  • 砂糖…大さじ1


作り方

  1. 作り方は至って簡単です。味付きのサバ缶を手頃な大きさの鍋に汁ごと空けて中身を潰しながら煮詰めていくだけです。

  2. 今回ご紹介するレシピは少し甘みをプラスしていますが、調味料は入れても入れなくても構いませんし、みりんと砂糖どちらかだけでもかまいません。最初に調味料を入れてしまって、はじめは中火で潰しながら煮詰めていきます。

  3. 段々汁が少なくなって煮詰まってきましたら、火を弱火にしてお好みの固さになれば出来上がりです。鍋のまま放置すると火を止めても水分が蒸発してしまいますので、手早く器に空けて粗熱をとってしまいましょう。ご飯のお供に美味しいそぼろです。

そぼろの固さはお好みで構いませんが、あまり煮詰めすぎるとパサパサになってしまいます。桜でんぶなどとは違い、このそぼろはある程度しっとりとした仕上がりににした方が美味しいと思います。お年寄りに提供する場合もその方が飲み込み安いのではないでしょうか。炒り卵と一緒にご飯にのせて丼にしても美味しいですよ。

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