介護食レシピ「南瓜のキーマカレー」

2024年9月19日 14:19

夏に採れたカボチャはそのまま秋まで寝かせる事で美味しくなります。スーパーではカットして売られている事が多いですが、実の色が薄い黄色のものは未熟な証拠ですので買うときには濃い黄色やオレンジのモノを購入しましょう。

今回はそのカボチャを使ってキーマカレーを作ります。お年寄りにカボチャや芋などのモッチリとした食材を提供する場合は、喉詰めの心配がつきまといますが、小さく刻んでキーマカレーの様な料理にすればその心配は少なくなります。また、一緒にタンパク質も摂れますので栄養的にもおすすめです。

★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclub」に掲載しています。

材料：2〜3人前

調味料

ニンニク、生姜、玉ネギはそれぞれみじん切りにします。※ニンニクと生姜は市販のチューブ入りの摺り下ろしたモノでもかまいません。
南瓜は硬い皮の部分を包丁で適当にこそげ取ります。（キレイに全部取る必要はありませんし、気にならなければ取らずにそのままでもかまいません。）
2の南瓜を1〜2センチ角程度の角切りに切りそろえます。
フライパンにサラダ油（分量外）を入れ、生姜とニンニクも入れて火にかけ香りが出るまで炒めます。火加減は中火です。
続いてミンチを入れ色が変わってパラパラになるまで炒めたら玉ネギも入れて更に3分ほど炒めたら分量のカレー粉を入れ、更に1分程度炒めます。
カレー粉が全体に馴染んで良い感じになってきたら3の南瓜を入れひと混ぜしたらカットトマト缶を汁ごと入れ、砂糖、ウスターソース、醤油も入れてひと混ぜし蓋をして焦げ付かないように少し火加減を弱めて15分程度を目安に煮込んでいきます。
南瓜が柔らかくなったら、最後に味見をして塩味が足らないようなら塩で調えて完成です。

この料理はご飯にも勿論あいますが、パンともとても良く合います。お酒を飲む方でしたら赤ワインやビールのお伴にも良いですね。お年寄りの食事として考えた場合には、口の中でミンチ肉が散らばってしまうのを南瓜が程よくまとめてくれますので嚥下の悪い方でも飲み込み安い料理と言えます。

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