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介護食レシピ「豆腐とシラスの即席冷や汁」

冷や汁といえば宮崎県の郷土料理ですが、本格的に作るとなると焼き魚の身をほぐしたり焼き味噌を作ったりと中々手間がかかります。今回ご紹介するのは10分ほどで手軽に出来る即席冷や汁の作り方です。魚の旨味はシラスで補い、出汁の旨味はめんつゆで補います。火を使わずに作れて、お茶漬け感覚で食べられるユニバーサルレシピです。

★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclub」に掲載しています。

調理時間目安:10分

材料:2〜3人前

  • 木綿豆腐…150g(1/2丁)

  • シラス…40g

  • 大葉…5枚

  • ミョウガ…2個

  • 水…300cc

  • めんつゆ(2倍)…大さじ2

  • 味噌…大さじ2〜3

  • すりゴマ…小さじ2

作り方

  1. ボウルに味噌、めんつゆを入れ分量の水で溶き伸ばして行きます。(味噌の量は味を見てお好みで加減して下さい。)

  2. 薬味の野菜を刻んでおきます。大葉は千切りに、ミョウガは小口から刻みます。使う野菜はお好みでいいと思いますが、今回は大葉とミョウガを使いました。定番のキュウリや青ネギなどお好みで。刻んだ野菜はサッと水に晒したらよく水切りをします。

  3. 1の汁に2の野菜、シラス、すりゴマを加え、更に豆腐を手で崩しながら加えたら、全体を大きくかき混ぜて完成です。温かいご飯にたっぷりと掛けて召し上がれ。

夏の食欲が落ちる時期に、一度にタンパク質も水分も塩分も摂れる冷や汁は栄養バランス的にも優れていると思います。嚥下の悪いお年寄りに提供する場合は、ご飯に冷や汁を一度に沢山掛けてしまわずに、少しずつ掛けて食べさせる様にしましょう。それでもむせて咳き込んでしまう場合は、あまりおすすめはしませんが、トロミ調整剤を使ってもいいですし、長芋トロロを混ぜるという方法もあります。

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中嶋洋二郎
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