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介護食レシピ「あおさとはんぺんの卵とじ」

春の声が聞こえ始めると生のワカメや青のりなどの海藻類がスーパーに出回ります。今回ご紹介する「あおさ」も生が出回るのは春のこの時期だけですので見かけたら買ってみましょう。「青のり」と「あおさ」は見た目もよく似ていますが、パッケージのどこかに小さく「ヒトエグサ」と書かれていたら「あおさ」です。

食べ方は味噌汁が簡単ですが、和え物や今回ご紹介する卵とじも定番です。そのまま「あおさ」だけを卵とじにしても美味しいですが、今回は「はんぺん」も一緒に卵とじにしました。コツは「あおさ」を洗ってからザルに押しつけるようにしてしっかり水を切ること。そうすると水くさくなりません。

★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclub」に掲載しています。

材料:2〜4人分 調理時間目安:15分

材料

  • あおさのり…50g

  • はんぺん…1枚

  • 卵…2〜3個

  • 出汁…300〜400cc

調味料

  • 薄口醤油…大さじ1.5〜2

  • みりん…大さじ1.5〜2

作り方

  1. あおさは水で洗ってザルにあげておく。はんぺんは2センチ角くらいに切っておく。卵はボウルに割って溶いておく。(卵は2〜3個としました。鍋の様子を見てお好みで調整してください)

  2. 鍋に出汁を沸かし調味料を入れたらはんぺんを入れて2〜3分ほど煮る。

  3. はんぺんが膨らんで来たらあおさを入れて全体をかき混ぜて一煮立ちさせる。
    ※あおさの水切りの具合で味が変わりますので、ここで必ず味見をして調整してください。

  4. 味が決まったら溶き卵を回しかけ、卵が好みの固さになれば出来上がり。
    ※はんぺんもあおさも水分を吸うので出汁が少なく感じますが、あまり出汁を多くしてしまうと吸い物みたいになってしまいます。少ないかなと思うくらいで仕上がりは丁度うまくいきます。

食物繊維が豊富な海藻類は世代を問わず積極的に摂りたい食材です。特に生のあおさや青のりは柔らかく喉越しも良いので卵でとじればお年寄りにも食べやすいおかずになります。今回ご紹介した卵とじの他に、お好み焼きの生地に混ぜ込んで焼いても美味しいですし、長芋のトロロに混ぜ込んで食べても美味しくいただけます。

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