【すい臓癌の母とそれに向き合う家族の日記】その33 薬の付き合い方

今まで飲ませていた睡眠薬が2時間しか効かず、

新薬にしてもらい、

統合失調症の人に使う安定剤を飲ませたら、

怒りっぽく、暴力的になり、

暴れたり、万能感、

座薬してもあまり効かず、

モルヒネ系を使ったら、眠ったけれど、後遺症がすごくて、これを選択するならずっと薬漬けで母の理性は破壊するな、、、と感じたよ、、

やっと新薬の効きが切れて一瞬母の理性が戻ったんだけど、

今までにない苦しみと、

辛かった、、と言ったの。

母が眠れなくてキツイとか痛みがあるとかあれば、

強い薬に頼る感じで、弱い睡眠薬をこまめにとり、

少しの睡眠とれたらまだ今の母にいいかもなーと。

あとは家族それぞれの自分ケアと休むタイミングを意識的にしなきゃだなー。

その都度、

話し合いながらやっていこうかな。

やってみないと分からない事、

知らない事ばかりなので、薬の怖さを思い知る。

眠れるようにと新薬に変えてもらった。

リラックスするはずの薬が、

パニックになり、怒りっぽくなり、

万能感や暴れたり大変で、

眠れないみたいなので、

座薬を入れても落ちつかず、

次はモルヒネ入りの飲み薬を飲ませた。

母の理性はなくなり、

白目になったり、目を見開いたり、

手は氷のように冷たく、

便や尿は黒くなり臭くなった。

常に手は痙攣していて、

ベットの柵を叩き続け、

アザができるので、

バスタオルで柵をまいたりした。

昨日まで意思疎通できていた母は、

そこにはいなかった。。。

睡眠をとらないと母にも家族にもダメージがあるから、強い薬にしてみたものの、

母がくるしそうで、

見ているこちらも苦しくなる。。。

それから4日目。

いつもの母に戻り、目が開き、

久しぶりに普通に会話できた。

母は「今までにない苦しさだった。どうしていいか分からないくらい大変だった。」と言っていた。

母は、幸いにも身体に痛みがないと言っている。

眠れないのとせん妄だけ心配だから、

速攻、看護師さんに相談して睡眠薬も弱いのに変えてもらう。

母ができるだけ苦しまなくて、

できるだけ幸せを感じれる方法がやっぱり良いな。

家族の負担もあるけれど、

眠れる時に寝たり、

なるべく体や心を緩めるようにすれば、

もう少し大丈夫な気がする。

強い薬は使いようによっては大変な事になるのだなーと思い知らされた。

あのままだと、

暴れて幻覚の中にいて、

頭がおかしくなって、

大人しく眠らすためにまた強い薬を使い、

そのまま訳わからず、

体や頭がもたず死んでいたかもな、、、

ごめんね。

また頑張らせてしまったね。

と母と話す。

久しぶりに目が覚めた母は、

私や家族に「私はあなたの事大好きよ

ありがとう。」と伝えている。

ぁあ、良かった。

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