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母のこと⑤同居へ

こんにちは
看護師まーです。

今回は母の病気がわかってからのお話です。

母の残された時間が1-2年だと分かり、介護が必要になった時どんな体制を整えるのがベストなのか家族会議を何度か行いました。こんな話を母とできた事は予後についてある程度伝えてもらったお陰だと思っています。

私の母も両親の介護をしていた事があり、それをみて育った私は、近くに住んで親の介護と自分の家族の生活を両立させる事の大変さを知っていました。なのでそれは避けたかった。

女手は私しかなく残される父の事も考え、悩みに悩んで同居する事にしました。

母は同居に反対していましたが、残された父の事も考え、最終的には同居に理解を示してくれました。

この時、同居に参戦してくれた夫には感謝しています。父にはもう少し同居してもらえる有り難さを感じて欲しいと思ってます。

実家で同居する事にしたので、古くなった実家を急いで建て直し、母の病気が分かって1年後同居生活がスタートしました。

母が亡くなって10年。
色々ありましたが、同居した事が良かったのか悪かったのか正直分かりません。
母を最期まで家で看取れた事は本当に良かったと思っていますが、同居した事によって私がとっても苦労した事も事実です。自分を見失う事になった原点のような気もします。

同居が悪かったと言うより、母の役割を勝手に自分が背負ってしまった事が良くなかったんですけどね。

母が治療中の時期の記憶はほとんど残っていません。治療が順調だった事と母もまた滅多にSOSを出す人ではなかったので、普通の毎日が過ぎていったのだと思います。

看護師まー


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