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家族とは何か

生まれ育った家族といえど価値観が違うと思うことがよくある。
大人になるにつれ、そう感じることが増えた。

私の両親は、社会的なステータスは高い方だと思う。
ゆえに、私が小さい時金銭面、教育面で苦労したことはなく、成人してからも両親のおかげで助かったことが幾度もある。
環境的にはとても恵まれている方だろう。

ただ、立派すぎるからか、私の器が小さいのか
時に窮屈に感じる時がある。
あまり長時間は一緒にいれないのだ。
きちんとしていて欲しい、真面目で無難なものを選んで欲しい(色んな分野で)という希望がヒシヒシと帰省のたびに伝わる。
実家に帰省すると、ホッとするという感覚は私にはあまりない。

大学は地元を離れ、県外に出た。
地元を離れたとき、言い表せない程の開放感で胸がいっぱいだった。

大切な家族、感謝しきれない程感謝している。
唯一無二の存在だからこそ、安心させてあげたいし、期待に添いたい気持ちもある。

刷り込まれてきた価値観と、自分の中で創り上げられてきた価値観、双方の輪郭があいまいになったり、遠く離れたりする。(言語化が難しい)

家族とは、生きる上でとても重要なコミュニティ。
重要だからこそ、時に問題が起こると複雑になりやすい性質も持ち合わせているように感じる。

おしまい



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