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還暦おばさんチャレンジ トレイルランニング編その7 ランニングフォーム

外圧がないと動けない、無職の還暦おばさんです。

今までランニングについて習ったり勉強したことはほとんどないのですが、経験に基づいたランニングフォームの研究はしています。楽に長く走れるフォームを探っています。

走り始めたころ、ひざの内側やくるぶしがよく痛くなり、まだ筋肉ができていないから負担がかかるのかと思っていました。ある日,『Born to Run』という本を読みました。ウルトラトレイルに関する名著です。人間の体は走るために利点になる構造をしていて、実際、あらゆる動物の中で、人間が一番長く走り続けられるそうです。

その本には走るときはつま先で着地するということが書かれていました。早速実践してみました。するとひざやくるぶしの痛みが全く起こらなくなりました。それまではかかとで着地していたので直接くるぶしに衝撃がかかっていたし、骨1本で膝につながっているので膝にも同様の衝撃がかかっていたのですね。かかとは多くの骨でできていて、それぞれ靱帯で結ばれています。つまりそこで衝撃吸収できるわけですね。足底アーチと言われます。それを生かすには足底の前方で着地するべきだということです。

着地点は重心の真下が効率的と言われています。そのためには上体をわずかに前傾させる必要があると思います。つま先着地をするとかかとで着地するより足指からかかとまでの長さ分前に着地しますから、意識しないと重心より前で着地してしまい、ブレーキがかかることになります。

足先の方向と進行方向と膝の方向は同じにすることが膝に無駄な負担をかけないために重要です。進行方向に向くことによって効率よく前に進みます。頭部は体の中でも重たい部分なので、脊柱の上にまっすぐ載っていないと重心の位置がずれて不必要なエネルギーを使うことになります。体幹を鍛えるということは脊柱の自然な状態を保ち続けるための手段となります。

疲れてきてフォームが崩れてくるとそれによってさらに疲れやすくなりますので、意識してフォームを修正して効率的なフォームに戻すことが、結果として楽に走りつづけられることになります。どこかに痛みが出てきたらフォームが崩れている合図なので、痛みの出ない走り方を探りつつ走り続けます。

脊柱まっすぐ頭まっすぐ足先まっすぐ体重真下と唱えながら走ることで、常にフォームを意識することに成功しました。プロのランニング診断で褒められたので、多分これで正解だと思います。


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