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タロット占い師への道②〜修業

資格を取ろう!

個人的な話になりますが、私はその頃、職場で面白くないことが続いて、若干メンタルが弱くなっておりました。このままこの仕事続けられるか分からないし、続けてても、これ以上収入アップできる気がしない。それに、老後も年金の足しに何か副業ができるといいな…ということは、何年も前から考えていたのです。

私は占いがわりと好きで、何年かに一度、中華街などで占いをしてもらうのですが、どの占い師さんも手相や生年月日やらを見て、決まって「あなたは死ぬまで仕事をする運命だ。だからお金に困ることはない」と言うようなことをおっしゃるわけですね。本音を言えばそんなに働きたくないのですが、生活に困るのはもっといやだし、やっぱり仕事があると言うのはいいことだ。でも、何をして働けばいいのかな…ということを考え続けていたのです。
アプリで英語の勉強してみたり、転職はどうかな?と調べてみたりましました。
それが突然「そうだ、タロット占いをやろう」と閃いたのは、やはり天のお導きだったのでしょうか。

仕事となると、真剣に勉強しなきゃならないし、資格もとったほうがいい。占いだけじゃなくて、ビジネスとしてやっていく方法も考えたくなければ…。ということでまたまたいろいろ本を読んだり、YouTube動画を見たりしました。
占い師になるのは、別に資格や許可は要らないようです。素人からいきなり始めて月収◯◯万円!なんて景気のいい言葉も何度も見ました。
しかし、それにしてもやっぱり「肩書き」はあった方がいいよなと、私はやはり、通信講座で資格をとることにしました。そしてまたいろいろ調べて、いくつかの通信講座を選び、資料を取り寄せてみました。
しかしまあ、わかってたけどお金はかかるよね…。ちょっと「ポンと出す」のには抵抗のある金額ではあります。私はこの時からまたさらに数ヶ月「保留」にしてしまいます。本業が忙しかったと言うのもありますが。しかし「今日が一番若い日!」って、有名なインフルエンサーの先生も言ってるし。「年が明けたら申し込もう」と思いながら、2023年の正月を迎えました

突然の病気がすべてを変えた

そんなうだうだダラダラしてた私の背中を押したのは、思いもかけぬ「病気の発覚」でした。
この話はまた機会があればやりたいと思ってますが、2022年12月31日に症状が出て、翌1月半ばに「念のため」と検査に行ったら「手術が必要」と言われてしまったのです。
そして、タロットの通信講座に申し込みをし、お金を払ったのが検査に行く数日前でした。
数日後、教材一式が届きましたが、正直それどころじゃない。ちびちびとテキストを開き、勉強をしてましたが、内心は「大変な病気だったらどうしよう」、検査の結果「悪性ではないけど手術はしないと」とわかってからは、手術に備えた検査や準備、仕事の片付けでバタバタになりました。仕事もだいぶ休んだり減らしたりすることになり、収入はだいぶ減ってしまうことになりそうです。
でも私は、不思議と、仕事やお金はなんとかなる!と、それについてだけは気持ちが安らかでした。だって私、資格取るし。占い師になるんだから。本当はもっとゆっくり始めるつもりだったけど、どうせやるんだから前倒しで進めよう!と思ってたので、入院中はほとんどなんの心配もなく、ゆっくり療養することができました。

ピンチはチャンスと言いますが、あのまま何もなかったら、私は今頃このブログは書いてなかった気がします。資格どうしようかなー、なんて今でもうだうだグズグズためらっていた可能性すらあります。

そして、本格的な修業

手術は成功し、予後もよく、保険金もおりました。仕事を減らしたので時間はあります。私はタロットの勉強を再開して、5月始め、めでたく資格を取りました。

とは言え、肩書きはあくまでも取っ掛かりだと考えてます。インチキじゃない、適当じゃない、私は真剣にタロットの勉強に取り組んだんだよ、という、最初の看板です。

資格証

ここからが本格的な修業「実占」です。
「無料でやりますので、相互さん、誰か占わせてください」とエックスで申し出ると、意外にもたくさんの方から相談がありました。中にはリピーターになってくれた方も結構いらっしゃいます。
その中で、実占の経験は必要なこと、一番考えなきゃいけないのは「相談者さんが納得いける選択をするお手伝いをすること」、その他にもいろんなことを学べたと思います。失敗も学びもありました。
私の経験はまだまだこれからですが、占わせてくださった方々には本当に感謝しかありません。
幸い、何人かの方は「ブログに実占例として使ってくれていいですよ」と快諾してくださいましたので、今後、少しずつ紹介させていただきたいと思ってます。

ビジネスとしての占い

そのうち、お金をいただいて「副業」を始めようと考えておりますが、お金の授受に関してがやはり悩みどころになってます。トラブルなく、気持ちよくやり取りするためには…。
いろいろ調べたり、教えていただいたりして、今のところ考えてるのはPayPay銀行です。軌道にのってきたら、カード決済代行も考えてます。
まだまだ私はこれから、「今日が一番若い日」とはよく言ったものです。いずれ副業始めたら、どうぞご贔屓に。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

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