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最近思ったことをつらつらと書きました

今年も残すところ三ヶ月となりました。

今年はコロナ休業期間もあり「仕事を頑張った感覚」はほとんどないですが、

「仕事への向き合い方」は今年が一番良かったんじゃないかと感じてます。

本業に集中できない自営業者

自営業をやられている方は分かると思いますが、本業とは関係のない細々とした「雑務」に意外と時間はとられます。

請求書の支払いであったり、社用車のガソリン給油だったり、店舗のトイレットペーパーの購入であったり・・・。

時間にしたらわずかなことですが「集中力」もその度に途切れることが問題です。

新サービス開発や技術練習など「本業」につながることに時間と集中力を100%注ぐことが理想だとしたら、

「雑務」によって本業のための時間も集中力もどんどん削られていきます。

以前の記事でも書きましたが、人間の脳は複数のことを同時に行う「マルチタスク」は本来できず、マルチタスクをしているのではなく「タスクスイッチング」を繰り返しているだけと言われます。

つまり、本業につながることに集中すべきなのに、雑務が多いせいでその度に「タスクスイッチング」をする必要性が出て、結果的に脳がどんどん消耗していき、本業への集中力も低下していきます。

そして、雑務をしただけなのに「仕事をした感覚」になってしまうのも非常に厄介です。

「忙しい=仕事の成果を上げた」

という「間違った認識」が身についてしまうと、どんどん本質から外れていきます。

「今日は忙しかったな〜」と感じても、何一つ本業が進んでいないという方も多いのではないでしょうか?

やることは少なければ少ない方がいい

改めて自分自身の「成果」について考えてみると、

経営者としての成果は「お金を稼ぐこと」
トレーナーとしての成果は「お客様に喜んでもらうこと」

このように、僕が置かれている立場はやることがすごくシンプルです。

そして、これらにつながる行動さえすればいいので、それ以外のことはやらなくてもいいことです。

先ほど挙げた「雑務」も僕がやらなければいけないことではなく、むしろ誰でもできることです。

誰でもできることはどんどん人に任せたり、外注すれば良い。

家事代行、運転代行など「代行業者」も今はたくさんあるし、わざわざ日用品を買いにいかなくても「Amazon定期便」に申し込めば、配達のプロが家まで確実に届けてくれます。マネージャーを雇えばスケジュール管理もしてくれます。

そうやって「自分がやること」と「自分がやらなくていいこと」を明確にすると、

「自分がやること」ってそんなに多くないことに気づきました。

「お金を稼ぐための行動(経営者)」と「お客様に喜んでもらうための行動(トレーナー)」に全力を注ぎ、あとは何もしなくて良いです。

そんなことに気付いてからは、家族と食事する時間も増え、睡眠も毎日8時間とれて、運動も毎日決まった時間にできて、体も健康。

けれど成果もちゃんと出る。

寝る間を惜しんでがむしゃらに働いて、けれど成果は全く出ない。

そんな時期も長く経験しているので、今の生活により充実感を感じてます。

「今」に集中すると充実感が生まれる

そして成果を出すこととは別に「今に集中する」だけでも充実感を感じることが出来ると言われています。

つまり「シングルタスク」ですね。

「テレビ見ながら食事」よりも「食事」
「音楽聴きながら読書」よりも「読書」
「スマホチェックしながら運転(絶対ダメ)」よりも「運転」

といった感じで一つのことだけに集中した方が圧倒的に充実感があると、僕自身も感じてます。

あれもこれも同時にやっていつもせわしなくしている人ほど、得体の知れない「不安」や「焦り」を感じている傾向はあります。こういう人ほど人の話を全く聞いていなかったりします(笑)

あれもこれもやるより、自分にとって大事なことにただただ向き合う方が充実感もあるし、

自分にとって大事なことは一つ二つしかないと思ってるので、せわしなくバタバタする必要はないと最近は感じてます。

TO DOではなくスケジュールに入れてしまう

自分のやるべきことが明確になったら、次はいかに「実行するか」ということがテーマになります。

運動を習慣化できない人にも共通することですが、

やるべきことを「TO DOリスト」に入れてしまうとかなりの確率で失敗します。

「今週は週二回ウォーキングをする」

とTO DOリストに入れても、

「いつやるのか?」
「どのくらいの時間をやるのか?」

が明確ではありません。

結果的に「空いた時間にやる」ことになると思うのですが、

「空いた時間」って永遠にこないと思ってます。

正確に言えば空いた時間はたくさんあるのですが、時間が空けばスマホいじったりコーヒー飲んだりといった過ごし方をすると思います。

だから本当に自分が「やりたいこと」「やるべきこと」はスケジュールに入れてしまった方がいいです。

そしてなるべく時間も具体的に。

僕自身は「トレーニング30分」「読書60分」をすることで仕事にもプライベートにも良い影響があるので、この2つのタスクは絶対に毎日行いたいと思ってます。

そのためこの2つは先にスケジュールに入れてます、2つとも仕事前の早朝のスケジュールに組み込んでます。

スケジュールに入れてしまえば、そういうもんだと思って無理なく実行できます。

そもそもTO DOリストをつくってしまうと頭の片隅に「やらなきゃいけないこと」がいつもあるような気がして、すごくストレスを感じてしまうのでTO DOリストは僕はつくりません。

その代わりにやらなきゃいけないことはスケジュールに組み込みます、そうすれば頭もすっきりするし、実行可能です。

「TO DOリストの41%は永遠に実行されない」というデータもあるので、大量にTO DOリストを抱えている人は一度すべて捨ててみるのもありだと思います。

そういった話を具体的に説明してくれてる本があるので、こちらのリンクも貼っておきます。

成功した経営者、オリンピック金メダリスト、学業優秀者のスケジューリング例がたくさんみることができます。

「マルチタスクの危険」「休養の重要性」「パソコンではなくノートへ手書きする」「優先事項を早朝に行う」など、今日から使えるアドバイスが色々書かれているのでオススメです。

まとめ

「やるべきことに集中するために、やらないことを明確にする」
「自分にとって大事なことはそんなに多くない」
「今に集中する」
「TO DOではなくスケジュールに入れる」

そんなことを最近は意識して生活しています。

余談ですが、1ヶ月前から気になったことや良いアイデアが生まれた時はスマホではなくノートに書くようにしてます。

目に見えた成果があるわけではないですが、こちらの方が脳に定着する感じがします。

せっかくなら良いノートとペンを使おうということで、モレスキンのノートとモンブランのボールペンを購入しました、ここ最近で一番高い買い物です(笑)

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高い買い物でしたが、良い道具を使えば良い仕事ができることを実感してます。

さらにもう一つ余談ですが、自分自身の本業である「パーソナルトレーニング」はあらかじめスケジュールに組み込むため、すごく理にかなったシステムだったんだと改めて感じています(笑)

予定を入れてしまう、しかも人と約束している。

ここまでするからお客様もトレーニングが習慣化しますし、

お客様の貴重な時間の一部をいただいていると思うと、良い仕事をして恩返ししたいとより一層感じてます。

長々とまとまりのない文章になりましたが、発見の多い日々を今は楽しんでいます。

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