人を育てる2つのポイント
子育ても社員教育も同じ
子育ても社員教育も、
人材育成には共通していることが多い、と思う今日この頃です。
大事な点は2点あると思っていて、
①自分自身が見本になる
②大切なことは何度も言う
ということです。
①自分自身が見本になる
お子さんがいる方はわかると思いますが、
子供は気づけば親の口癖を真似しています(笑)
しかも、真似して欲しくないようなネガティブな口癖がほとんどです。
さらに、口癖だけでなく「思考」まで似てきます。
グチが多い親御さんならグチが多い子供になるし、
ネガティブな親御さんならネガティブな子供になります。
「いつも見られている」
ということを実感します。
これは会社のスタッフにも全く同じことが当てはまり、
僕がいつも疲れていたり、グチが多い時は、
トレーナーという職業にポジティブなイメージを持たなくなります。
逆に、忙しい中でも楽しそうに取り組んでいれば、
トレーナーという職業が魅力的にうつります。
子供やスタッフのためにも、
「自分自身をまずは満たすこと」
が結果的に大切なことだと思ってます。
②大切なことは何度も言う
次に「大切なことは何度も言う」ですが、
一回二回で伝わる子はほとんどいません。
何度でも伝えて、脳に刷り込んでいく必要があります。
例えばトレーナーであれば、
「お客様に喜んでもらうことが、唯一で最大のミッション」
です。
けれども、自分自身の地位や名声をあげることがメインになると、
お客様に嫌な思いをさせていることに気づかないことがあります。
特に自分自身のお客様が増えてくる時期に、このような傾向が見られます。
そういう傾向がスタッフに見られる時は、
上記のことをいつも伝えます。
この刷り込みをさらに効果的にしてくれるのは、
「第三者から同じことを言われること」
です。
人から直接聞くこともあれば、著書の中から同じフレーズを見つけることもあります。
そうすることで、
「いつも社長が言っていることと、同じこと言ってる」
と、腑に落ちることがあります。
僕も最近このような経験をしました。
独学で中国語の勉強を毎日朝1時間して、三年間でマスターしたというお客様に、
「毎日1時間の勉強をよく継続できましたね」
と話すと、
「前日の夜に、机の上に教材とノートとノイズキャンセルヘッドホンとタイマーを置いて、起きたらすぐに取りかかれる準備をしておくこと」
「スマホやタブレットなど、必要のないものは一切机におかないこと」
「毎日やらなきゃいけないことは、頭で考えるのではなく、無意識で行動できるような仕組みが重要だ」
という話を聞かせてもらいました。
すると、著書「エッセンシャル思考」や「ゼロ秒思考」にも全く同じ文面があったため、この内容が頭の中に強烈に刷り込まれました。
「自分自身が見本になる」
「大切なことは何度も言う」
この2点を意識しながら、粘り強く人を育てていきたいと思います。
そのためには、自分自身が成長していかないといけないですね。
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