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大切にしたい人を決める

トレーナーさん向け記事です、今回のテーマは

「大切にしたい人を決める」

です。

誰に喜んでもらいたいのか?

わかりやすく言うと

「ターゲットをしぼる」

です。(お客様をターゲットと呼ぶのは嫌ですが)

その商品は誰に喜んもらうためのものか?

誰に喜んでもらうためにサービスを提供するのか?

ここを明確にすることで、

HPやチラシの発信内容も明確になります。


なにより、

「来てほしいお客様が来てくれる」

という好循環になります。

アスリート?ダイエット?

こんな出来事が以前ありました。

アスリートを専門にしているトレーナーの知人が

「これからはダイエットプログラムもサービスに取り入れようと思ってます」

と。

売上が低下してくると、

サービスの幅を広げようとしがちです。

ただし、これをしてしまうと

「どんなコンセプトのジムなの?」

ということが不明確になってしまいます。


「和食も洋食も中華も

全部美味しいお店です」

と言われてもちょっと怪しいですよね(笑)


それと同じで

「アスリートもダイエットも高齢者も

誰もが来れるジムです」

としてしまうと逆効果です。

できるけどあえてやらない

勉強熱心なトレーナーさんほど

できることが当然多いので、

顧客対象も広げがちです。

けれども、

サービス業としてはこれはNG。


「色々できるけど、あえてしぼる」

これが大切です。

「選択と集中」とも言えます。

何をして何をしないのか(選択)

エネルギーを注ぐべきお客様はだれか(集中)

ここを明確にしましょう。


上手くいってる時は良いんです。

上手くいかない時に顧客対象が明確でないと

どんどん本筋からズレたサービスを提供してしまうことになります。

しぼることでトレーナーもお客様も満足できる

顧客対象をしぼると嬉しいことがもう一つ。

さきほども言いましたが

「来てほしいお客様が来てくれる」

ということ。


ダイエットが得意なトレーナーさんのところに

ダイエットをしたいお客様ばかり集まるんです。

これはお互いにとって良いこと。


逆に、

ダイエットが得意なトレーナーさんなのに、

売上をUPしようとしてアスリートも対象に含める。

するとアスリートがご来店されます。

けれども、

アスリートのパフォーマンスUPのノウハウは持っていない。

当然結果は出ない。

一時的な収入は得られますが、

お客様の満足度と信用は失います。

これは長期的に見るとマイナスなんです。

まとめ

喜んでもらいたいお客様は誰なのか?

ダイエット?

アスリート?

高齢者?

学生?

健康維持?

まずは自分の心の中と向き合いましょう。


この時の注意点は

「流行や他人のサービスを一切気にしないこと」


周りを気にしてしまうと

現在うまくいってるサービスに気持ちが動きます。

けれども

それは自分がやりたいこととは限りません。

自分自身のスキルを使って誰を満足させたいのか?

まずは徹底的に

自分の内面と向き合ってみましょう!

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