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Health|健康知識

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エクササイズや健康知識に関する記事です。
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#発育発達

子供の体力低下をいかに防ぐか?

今週は久しぶりにセミナーを3つほど行います。 すべて小、中学校の教職員、保護者向けのセミナーになり、 テーマは「子供の発育発達について」です。 子供の体力低下、運動不足、肥満などが近年問題になっており、 その中でも沖縄県の体力テスト数値は全国平均を下回ります。 まず、 「田舎よりも都会の子が運動ができる」 というのが現状です。 というのも昔ほど外遊びができない状況になっています、 治安の問題、遊び場の減少、スマホやタブレットの普及など、 要因は様々です。

子供の運動不足が招く「2つ」のリスク

二極化する子供たち今、子供の体力や運動習慣は二極化しています。 1週間の総運動量が「420分」を超える子供、 つまり「1日60分は運動をする」子供は30年前に比べ増えているが、 その反面で「運動時間が0分」と答えた生徒も50%近くいます。(2013年文科省調査 小学5年生対象) 運動習慣のある子とそうでない子の差がますます広がってきています。 これらの背景には、 ・遊び場が少なくなってきている ・塾などの習い事の増加 ・スマホやパソコンなどインターネットの普及

「運動」はなぜ老若男女に必要なのか?

「健康のために運動しましょう」 と、ここ最近は頻繁に言われるようになりました。 なぜ運動が健康と深く関わるのでしょうか? そもそも運動とは、 「速く走れる」「高く飛べる」「逆立ちができる」 あるいは 「ボールを遠くまで蹴れる」「速い球を投げれる」 といった「特別な能力」「スポーツ」に特化したイメージをしがちです。 けれども、実際はこのような能力だけでなく 「立つ、歩く、座る」 といった「日常生活に必要な動き」も運動に含まれます。 近年は「ロコモティブシン